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株式会社沖縄ネット不動産
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お湯の出ない不動産

いま沖縄で降っている雨が
徐々に県外に移動していくようです。

さて、
新型コロナの感染者数が
すっかり落ち着いた日本ですが
海外では感染者数がまた爆増しつつあります。

日本はお酒とスナック好きの国民ですので
つい先日まで仲間と飲むことさえも許されない風潮だったことを
すっかり忘れてしまい、これからの忘年会シーズンに
ハメを外して油断してしまうのが心配の種です。(笑)

しかし、
そんな島国の日本でも
海外でのコロナの影響を体感する出来事が
何度かおきています。

既にご存じの方も多いとは思いますが
「ガス給湯器」です。

ガス給湯器に使用されている部品を製造している
東南アジアの国が新型コロナでロックダウンした影響で
ガス給湯器本体や交換部品の調達が
ままならない状態が続いています。

先日もある物件で
ガス給湯器が故障し
業者さんに修理を依頼しました。

原因はプリント基板の故障で
基板の交換が必要な状況でしたが
このときは、たまたま修理業者さんにて
基板の在庫をお持ちでしたので
間もなく普及しました。

修理業者さんから聞いた話では
メーカーや型式によっては
ガス給湯器本体や交換部品が入荷未定のものが
実際に出てきているそうです。

これからの冬場のお湯が必須な時期に
ガス給湯器の修理が出来ない事態が出てくると
一般の消費者からは、
修理業者さんが矢面に立って怒られることになるので
ゾッとするそうです。

この話は
修理業者さんのみならず
賃貸物件の管理を行なっている不動産業者も同様です。

入居者からは
「お湯が使えないでどうするんだ!」と怒鳴られますし
理不尽なオーナーさんからは
「何とかしろ!」と逆ギレされることもあるでしょう。(苦笑)

コロナの関係で
部品の調達に影響が出てきているのは
ガス給湯器だけではなく
他にも色々な住宅関係の設備で
納期の影響が出てきています。

そして、これらは
コロナが順調に収まった場合でも
品薄状態が回復するまでに半年は掛ると言われています。

不動産を所有されている方々で
年数の経過している設備をお使いの場合は
この機会に、予防保全的に
先行して設備や部品の交換をご検討下さいませ。悪いのはコロナなので不動産屋にアタらないでね