梅雨の貴重な晴れ間は
湿度も高いので熱中症にご注意下さい。
さて、
今年の沖縄の梅雨は
珍しく雨の日が続いています。
例年の梅雨は、
雨が降った場合でも
比較的おだやかな雨なのですが
今年は活発な梅雨前線の影響で
お元気な雨が降ります。
そして、そういった天気が続くと
自ずと湿度も高くなります。
沖縄は周りを海に囲まれているため
湿気の元となる水分が豊富にあることと、
海と陸では温度差が発生しやすい環境にあることから
湿度が高くなりやすいものです。
それらの条件が重なると
室内でも湿度が90%以上となることもあります。
そのくらいの湿度になると
床にはうっすらと水の膜が出来ます。靴下が濡れます
環境や建物の構造によっては、床に水滴ができたり
ちょっとした水溜まりが出来ることもあります。
事務所や店舗では
室内の紙がヘナヘナになります。
間もなく室内に霧が出来る状態です。(笑)
一般的には
床・壁・天井の四方八方が全てコンクリートの室内は
湿気の逃げ道がないため、
水分が表面化しやすいものです。
壁や天井に、
木材などの吸湿性のある部材を使用していたり
吸湿性のある塗装がしてある場合は
それらが湿気を一時的に吸着してくれるため
コンクリート製のものと比較して、
湿気が表面化しにくいと言います。
湿気はカビの原因となり
それが健康に害を及ぼすことになります。
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市販の除湿剤を置いとけばイイじゃないですか。あはっ
市販の除湿剤を
部屋ごとに置いておく方もいらっしゃいますが
アレらは、ほとんど効果が無いようです。
市販の除湿剤は
クローゼット等の閉めきった収納スペース等に置いて
その限られたスペース内の湿度を吸着するぶんには
効果があります。
しかし、
居室などの広い空間は
空気中の湿気が多すぎるため
市販の除湿剤が吸い取る湿気の量では
お茶を濁す程度で、ほとんど役に立ちません。
雨降りだからと言って
洗濯物を部屋干ししたりすると
洗濯物1枚で除湿材がお腹いっぱい(満杯)になります。
ちなみに
市販の除湿剤は
吸着した水分が容器に溜まっているのが目に見えることで、
消費者が「効果がある」と思い込み、繰り返し購入してしまう、
というマーケティング上の商品戦略もあるそうです。(苦笑)大量の容器ゴミも発生します
居室などの広い空間で
除湿の効果を求める場合は
エアコンの除湿機能や除湿器を使用することになります。
電気代は掛かりますが
カビやそれに伴う健康面を考慮すると
お金で解決するのも一つの選択肢です。