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不動産売買のインターネット契約の解禁

今年の梅雨は「しっとり」ではなく
ドシャ降りが多い沖縄です。

さて、今年の5月18日より
不動産売買のインターネットによる契約が
解禁になりました。


あれ~、以前から可能だったんじゃないんですか?あはっ

そうですね。

不動産の売買は、
以前から「IT重説」の名のもとに
Zoom等のビデオ通話を使っての重要事項説明や
売買契約の締結は可能でした。

その際、これまでは
重要事項説明書や売買契約書などの契約書類は
予め相手方に郵送しておく必要があり、
それらの契約書類が到着してはじめて
重要事項説明や契約の締結を行なえるものでした。

また、郵送での契約ですので
署名(記名)や捺印も
到着した書類に行なう必要がありました。

これに対し、
今回5月18日に解禁されたのは
①【電子書面】による契約書類の提供と
②【電子サイン】による契約書類への署名(記名)
③ 媒介契約書の【電子書面・電子サイン】による締結
です。

つまり、これまでは
予めの郵送が必要であった契約書類を
電子書面としてメール等で送付することが可能となった上に
それらの契約書類へのサインも
電子サインが認められるようになったものです。
(これまで通り、手書きでの署名でも大丈夫です)

今回の不動産売買の電子契約の解禁は
これまでの形式から大きく飛躍しました。

例えば、
県外在住の人が
わざわざ沖縄に来なくても
沖縄の不動産を売買することが可能となります。

今どきの人たちは
契約であろうが何であろうが
用事があれば喜んで沖縄に来ますが
忙しい人たちの中には
ナカナカ沖縄に来ることさえ出来ない人もいらっしゃるものです。

ですので、例えば
物件については現地を確認済の方が、
契約だけは、スマホやパソコンを使って
県外に居ながら締結というような利用も考えられます。

また沖縄に不動産を所有する
県外・海外在住の売主さんとの
インターネットでの媒介契約を締結する際にも
利用できます。

不動産売買のインターネット契約は
【電子書面】と【電子サイン】の実現がキモとなりますが
今の世の中ではそれほど難しい技術ではなく、
色々なアプリケーションソフトがあります。

例えば、
PDFやイラストレーター等で知られている
アドビ製の【Acrobat Sign】は
月額約1,500円(年間契約要)から利用できる
パッケージソフトです。

不動産は高額な財産の売買ですので、個人的には
これまでの対面式による契約の方がより安心とは思いますが
いろいろな事情で、対面での契約が難しい人には
「インターネットでの契約も可能」という選択肢が増えることは
良いことだと思います。