一年じゅう食欲旺盛の沖縄は
ぷくぷく肥えないよう自己管理も大変です。。
さて、
「口は災いのもと」と言う諺がありますが
心理戦の多い不動産業においても
お口が災いのもととなることも
よくあるものです。
例えば、
知り合いの不動産屋の社長さんは
お客さんへのリップサービスが旺盛過ぎて
つい余計な仕事まで引き受けてしまい
よくオバさんに叱られています。(笑)
また、
別の不動産屋の社長さんは
ようやくトラブルが解決しようとしている状況で
余計なことを口走ろうとしたため
テーブルの下で同業者さんから足を蹴られ
発言を制止させられていました。
このように、人は
気分が高まったり、安心したり、
場を盛り上げようとして
余計なことを口走る傾向があるものです。
ですので
心理的な高揚の発生しやすい
不動産の売買においても
同様の状況が起こることがよくあります。
たとえば
買主さんの場合は
不動産という高額な財産が
自分のものになる訳ですので
嬉しさと喜びで気分が高揚するものです。
その高揚した気分が
購入する物件を評価するものであったり
売主さんを喜ばせるようなものであれば良いのですが
中には
実は別の不動産を買おうと思っていたんですが
そっちは他人に先に買われたのでこの物件を購入しました
といったように
物件を購入するに至ったウラ事情を
口走る買主さんもいらっしゃいます。
しかし、
売主さんからすると
そんな経緯は知りたい訳でも無いのに、それに加え
「アナタは本命では無く、2号さんです」
と言われているようなものですから
嬉しい訳がありません。(笑)
また、
売主さんの場合も
不動産を売却して
最終の代金を受領する決済のときになると
その安心感からか
つい余計なことを口走る傾向があります。(笑)
実は・・・
売主さんの「実は・・・」は
不動産屋が最も恐れる一言です。
これまで不動産屋も
聞かされていない内容を口走る確率は
50パーセントくらいです。(苦笑)
不動産の売買や決済は
おめでたい儀式の面もありますので
宴はお互いに気持ち良く終わりたいものです。
ですので
気持ちの高揚に伴い
ついお口から発したくなる一言は
抑えていただいた方が
お互いのハッピーエンドになると思われます。