可愛らしいネーミングの台風「チャーミー」と秋雨前線の影響で
ドシャ降りの一日となる沖縄です。
さて、
闇バイト強盗に続き、最近は
リフォーム業者を装った詐欺等の犯罪も増えています。
リフォーム業者が
高額の工事代を請求する事案は昔からあった手口で、
今でも「水のトラブル」をうたい文句にしている業界では
その形態は脈々と残っています。(苦笑)
しかし
最近のリフォーム業者を装った詐欺は
屋根の修理にまつわるものが多いようです。
これは、
屋根は普段は上がることが出来ず
色々と細工がしやすいためです。
具体的には
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タマタマ近くで作業してたら、実はオタクの屋根が傷んでいるのが見えたんで
ついでに見てあげましょう
と言って、屋根に上がり
本当は何の問題も無いのに、
その場でグギや留め金を外して
修理が必要な状況を作り上げるのです。全然タマタマじゃないし
そして
その写真を家主に見せ
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このままでは雨漏りして大変なことになりますよ
と脅した上で、工事を引き受け
あとは高額な修理代を請求するという手口です。
この時に狙われるのは
普段は上がることの出来ない
三角の形をした屋根(切妻屋根)の家と言われています。サザエさんの家のような屋根です

そのため、
容易に屋上に上がることが出来る
コンクリート造の平らな屋根(陸屋根)の多い沖縄では
これまではこの手の詐欺はあまり需要(?)がありませんでした。
しかしながら、ここ20年で
沖縄でも軽量鉄骨道や木造の住宅が増え
三角屋根のお家が増えて来ましたので
その手の詐欺が動き出しているようです。
先日、当社のお客様で
やはり三角屋根のお家に住んでいらっしゃる家主さんから
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この前、屋根を点検したいという業者さんが
突然訪ねて来たんですけど
と相談がありました。
それに対しては、屋根だけでなく
本来は必要な無いリフォームを勧め
高額な工事代を請求するリフォーム詐欺の可能性がある旨を
お伝えしました。
また、
家の中に入り込むことで
その家の財産状況等を下見する可能性もあるので
次に来ても、家の中には入れないようにし
このことは家族にもお話しするよう伝えました。
沖縄でも、
他人の家の壁や給湯器などに
勝手に広告シールを貼付けるような
迷惑系のリフォーム業者は昔からありますが
新手の詐欺が沖縄にも上陸しつつあるようですので
どうぞお気を付け下さい。