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不動産の挟まれ屋

沖縄の20℃を下回る極寒も
週末にはいったん和らぐようですね。。

さて、
最近、【挟まれ屋】という職業の人の
ニュースを見かけます。

【挟まれ屋】の語源は
タクシーを乗車する際に
「ドアに足をはさまれたために、高級な靴にキズが付いた」
と因縁を付けて、運転手からお金をせびり取るところから来ています。

しかし、
最近見かけるニュースは、その人物が
ブランド品などの高級品を安く仕入れることが出来るという話を持ちかけ
買い手から購入代金を先に預かって、そのままドロンしてしまう
というパターンで、全国のアチコチで被害が出ているそうです。

この手の話であれば
【挟まれ屋】ではなく
単なる詐欺師です。(苦笑)

買い手の「少しでも得したい」という
欲や弱み(?)につけ込んで、
お金をダマシ取る卑劣な犯行です。

いずれも同一人物の犯行のようですが
被害者に共通するのは
商品と引き替えではなく
代金を先に渡してしまっているところです。

世の中には、
代金を先払いして商品を購入するケースは
ゴマンとありますが、高級な商品の場合は
支払う金額も高額となるため
商品を受取るのと引き替えに代金を支払うのが一般的でしょう。

しかしながら
「少しで安く買えるのであれば」という欲が
スキを作ってしまったものです。

不動産にも
今回の【挟まれ屋】みたいな存在の人たちが
ウヨウヨいます。(苦笑)

不動産を安く買いたい人や高く売りたい人だけでなく
本人は売る気も無いのに、
勝手に売却の話を進める人。

また、本人はそれほど買う気も無いのに
勝手に購入の商談をまとめようとする人。

不動産業界では、この人たちのことを
【ブローカー】と呼んでいます。(笑)

最初から売る気が無かったり
買う気の無い不動産の話は
商談が進んでいくほど
つじつまが合わなくなり
いつかはバケの皮がハゲるものですが
ブローカーはそれを売主や買主の心変わりのセイにするのです。(苦笑)

また、
売主や買主がちゃんと売買の意思がある物件で
通常であれば何の問題も無く纏まるはずであった商談が
ブローカーが入ったがために
破談となったケース。

それによって売主や買主が
引っかき回されたという話は
沖縄でもゴマンとあります。

ブローカーさんには
不動産を売買する上での責任はありませんので
その言動もお気楽なものです。(苦笑)

そんな迷惑千万なブローカーさんですが
不動産は一件が成約すると
入ってくる報酬も大きいため
その旨味が忘れられないようです。

ですので、
現役時代はバリバリの不動産屋だった人の中には
歳を取って第一線を退いた後に
ブローカーになる人もいらっしゃいます。(笑)