冷たい雨のお見舞いを受けている今日の沖縄です。
さて、先日、
沖縄の不動産ブローカーが
警察の御用となりました。
容疑は
不動産の購入を希望する人から
手付金300万円をだまし取った詐欺の疑いです。
不動産ブローカーは
不動産の売買に介在して
小遣い稼ぎをするのが目的で
そもそも詐欺のような存在ですが
それが本当に詐欺を働いてしまっては
どうしようもありません。(笑)
沖縄にも
不動産ブローカーはたくさんいらっしゃいます。
ひと昔前のブローカーは
小遣い目的の年輩のオジーが多く
知り合いに不動産を買いたい(売りたい)人がいるんだけどさ~
と不動産屋を訪問しては
情報をバラまいて
いらっしゃいました。(笑)
ですが、
ブローカーさんから持ち込まれる情報は
曖昧であったり、イイ加減なものも多いものです。
例えば、彼らが「売りたい人がいる」と言っている不動産を
実際に購入したいという人が見つかっても
実はその物件の所有者は不動産を売却する意思なんか無く
ブローカーさんの作り話だった、
なんてこともよくある話しです。(苦笑)
そんなとき
ブローカさんたちは
オカシイなぁ~。以前は売りたいと言っていたんだけどさ~
と言い訳をされますが
実際には、不動産の所有者には
購入希望者が見つかってから
初めて売却の話しを持ちかける
という人も少なくありませんでした。(苦笑)
その後、時代は少しずつ変化し
最近は若手のブローカーさんも増えています。
例えば、日頃は
建設業などの本業に従事していながら
副業でブローカーをする人もいます。
中には、議員さんの肩書きを持ちながら
コソコソと小遣い稼ぎに励んでいる人もいらっしゃいます。(苦笑)
また、
新型コロナの影響で
現在はほとんど活動されていませんが
外国人観光客が盛んだった時期は
外国人のブローカーさんもいらっしゃいました。(笑)
このように、最近は私たちの身近にも
ブローカーさんがウヨウヨするようになっています。
先日、身近なスジからの紹介で
「お金持ちの知人が沖縄の不動産を探している」
といういかにもウサン臭そうな人にお会いしたところ
その人と「お金持ちの知人」の間には
複数の登場人物が存在していることが判明しました。ブローカーの濃厚容疑者にリストアップ。(笑)
ブローカーさんの存在は
全てが悪いという訳ではありません。
売主や買主とダイレクトにつながっており
正しい情報提供者であれば
貴重な情報源となることもあります。
しかしながら
ダイレクトでつながっていないブローカーさんは
「自分の言動が相手に迷惑を掛けることになる」という
責任がありませんので、
得てしていい加減な情報となるるものです。
これに対し、
不動産業屋は責任の伴う契約行為を
業として行なっており
その対価として仲介手数料を得ています。
その辺りが
ブローカーさんと
不動産屋との違いです。
それに気が付いた
少しく賢いブローカーさんの中には
正式に宅建業の免許を取得し
ブローカーから不動産業者に成り上がった方々もいらっしゃいます。