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南国リゾート沖縄で台風と共存していくためには

台風前のナマ暖かい風の吹く沖縄です。

さて、今回も台風ネタで恐縮です。

今回沖縄に向かっている台風は
日替わりで状況が変わっていますね。

昨日からの日替わり内容は、まず
台風のパワーが急激にアップしました。

もともと気象庁さんの台風予想は
いつも控え目なのですが
今回は、それまで普通の台風だったものが
たった一日でスーパー台風に急速発達しました。

また、もう一つの日替わり内容は
台風12号の出現です。

台風11号とは別の熱帯低気圧が
本日には台風12号に昇格予定です。

この台風11号と台風12号が
それぞれ切磋琢磨し合い
沖縄へ向かっています。

とくに台風11号は
瞬間最大風速80メートル級まで
発達する見込みです。

秒速80メートルは
時速288キロですので、
ちょうど新幹線が目の前を通過する程度のスピードです。

その猛烈な台風が
これからほぼ一週間にわたり
沖縄に影響を及ぼし続けることになります。

今回は長期間の停電と暖水が予想されます。

原因にもよりますが
電線の断線等による停電の場合、
作業者の安全確保の観点から
暴風雨が収まった後でないと
復旧作業は出来ないからです。

その他にも
沖縄に建っている不動産にも
何らかの影響が出ることが予想されます。

雨風の室内への吹込み、雨漏り、
飛来物によるガラスの破損等をはじめ
比較的軽量な部材の破損や
長雨と風雨によるガケ崩れや擁壁の崩壊など
大きな被害の発生も予想されます。

これらの被害も
いったん発生してしまうと
いくら不動産業者や工事業者に連絡をしても
彼らが動けるのは台風が通過してからになりますので
その間はジッとこらえて待つしかありません。

当然、その間には
被害も大きくなっていくのも仕方有りません。

台風リスクのある南国リゾート沖縄で
人も不動産も台風と存在し続けていくには
それなりの準備と覚悟と忍耐、そして
台風が訪れるたびに学習し
経験値を増やして行くことが必要です。

ちなみに
今回のようなメガトン級の台風が
沖縄に接近するのは4年ぶりのようです。