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円満な相続を迎えるために不動産を売却するという考え方

台風12号が石垣・宮古周辺で暴れているさなか
13号・14号と後続が続々と発生しますね。

さて
相続について「争族」という当て字が
使われることがあります。

「争族」は、もともとは
暴走族同士の抗争等に使われていた業界用語です。(笑)

それが、近年は
相続のマイナスのイメージを示す表現として
市民権を得ています。

若いうちからセッセと蓄えてきた財産を
良かれと思って子供たちに相続しようとしたところ
血のつながらない嫁の黒幕も参戦し
兄弟同士の「争族」に発展した
という話はタマに聞きます。

不動産の売却について
ご相談を頂くお客様の中には
この「争族」という状況をリアルに
体験されている方もいらっしゃいます。

よくあるのは
親御さんが亡くなり
親名義の財産を子供たちで分割するにあたり
その分け前でモメるケースです。

そして
不動産のままでは遺産の分割が出来ないので
まずは不動産を売却し、現金化してから
その後に引き続き分け前を争う・・・。

こういうケースは
不動産が無事売却出来たとしても
売主さんにとっては
相続の問題は解決されておらず
兄弟との争族は継続しますので
心から喜べる状況ではありません。

しかし
少なくとも「現金化」というところまで
前進はしていますので
ゴールはもうすぐです。

こういう争族を
周りから聞いている人たちの中には
その対策をする人も徐々に増えてきています。

具体的には
自分たちが生きている間に
不動産を売却してしまう方法です。

不動産は
相続税の節税効果が大きいシロモノですが
その不動産をあえて現金化し
現金の分け前を生前に親が決めるのです。

それにより兄弟同士での
争いを防止しようとするものです。

また、もう一つは
不動産を現金化し
親が全て使ってしまうケースです。

子供たちには恨まれますが
少々の財産でモメるぐらいであれば
自分たちの葬儀代くらいは残して
親が全部使い果たしてしまおうという考え方です。

どちらも一理ある考え方です。