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相続問題は感情・愛情の違い

今週の後半は
最高気温25度の夏日となる予報の沖縄です。

さて
不動産に関するご相談の中には
相続に関するものも多いものです。

【相続】と言っても
色々なケースがあり、
「親が亡くなり、残された兄弟が骨肉の争いを行う」
といったようなケースは確かによくあります

また、
共有名義で相続した不動産を
相続人の誰かが売却しようとした際に
相続時に遡ってモメるケースもたまにあります。

その一方で
遺言等が無くても
兄弟の誰かが単独で相続したり
あるいは相続の分配比率についても
何の争いも無くスンナリ決まる相続も多数あり
そちらの方が多いものです。

しかし
世の中の色々な事情の家庭があり
例えば、異母や異父の兄弟(姉妹)となると
話が少し複雑になってきます。

異母や異父の兄弟にも
離婚後に再婚したケースや
死別後に再婚したケースがあります。

一概には言えませんが
どちらも親に対する愛情が強い場合は
他方の兄弟との愛情の強さの違いを意識するものです。

例えば
「自分の方が父親(母親)に対する愛情が強い」とか
「自分の方が父親(母親)に愛されていた」といったように
自分と他方の兄弟とを比較します。

こういう考え方をするときには
親への愛情や親からの愛情の形を
相続する財産に当てはめて考えるものです。

そしてお互いの認識に違いがあると
それが相続財産の分配比率を決定する際の
トラブルと発展するものです。

相続のトラブルは
ほとんどが当事者の感情によるものですので
法律や理論的な話は
なかなか受け入れがたいものです。

ですが、
トドが詰まったときには
最後はそれらをもとに
司法の場で決めることになります。

そうなると
時間もお金も
疲弊することになります。

そうならないよう
とにかくお互いの話をよく聞くようにしています。

最初は話もしてくれませんが
世の中、そんなに悪い人はいないもので
時間を掛けてお会いしていくうちに
お互いの思いや言い分を聞かせてもらえるようになるものです。

お互いの長年の溝は
完全な解決は出来なくても
「これだったらしょうがないかな」で納得頂ければ
相続に関しては御の字です。

被相続人も、雲の上で
喜んでいらっしゃることと思います。