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株式会社沖縄ネット不動産
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不動産を手っ取り早く売却させるには中途半端な知識で脅せ!

雨模様の週明けの沖縄です。

さて
不動産屋の広告ツールの一つに
ポスティング】があります。

不動産業界もネット広告が普及していますが
それでも紙媒体の広告の効果は
まだまだ健在です。

これは
これまでの紙文化で育ってきた世代にとっては
「やはり紙媒体の方が見やすい」という感覚が
あるからでもあります。

また、ネット広告は
見る側が主体的に調べないと
目に入ることは少ないプール型の広告であるのに対し、
ポスティング広告は
ポストを利用する人であれば
目にとまりやすいプッシュ型の広告であること等の
理由があります。

しかしながら
ポスティング作業は
誰も住んでいない部屋であっても
機械的に投函するものですから
集合住宅でチラシでいっぱいになったポストがあったりすると
美観を損ねます。

また、
それらのチラシへの放火など
イタズラを誘発することにもなります。

ちなみに
「チラシ投函のための立入りお断り」の
張り紙をしてあるマンション等に
ポスティングを行うことは
不法侵入による軽犯罪法違反になります。注意してね

しかしながら
ポスティングをウリにしている
不動産業者にとっては
そんなのお構いありません。(苦笑)

また、
最近の不動産のポスティング広告の傾向としては
販売中の物件の紹介や会社のPRという
以前からのスタイルのものに加え
脅し】のエッセンスを加えたものも
普及しています。

例えば
「マンションは築年数とともに
修繕積立金が値上りしますので
買替えを検討しましょう」といったふうに、
今後、修繕積立金の負担が増大するという脅威を与え
物件の売却を促すような広告です。

確かに
築年数に伴う修繕積立金の値上りのリスクは
間違えではありませんが
その一方で、築年数の経過したマンションの
購入を検討している人に対しては
この広告の内容をどう説明するんでしょうかね。(笑)

また、これまでは
タワマンの高層階など
売買価格と相続税の評価額が大きく乖離している
不動産を購入することで、
相続税の節税が出来ていましたが
今後それらの見直しが行われるのに伴い
その前に不動産を売却しましょう
といった広告もあります。

これも
現在タワマンの高層階を所有している人に対し
脅威?を与えることによって
物件の売却を促すような広告です。

どちらの広告も
知識を与えるフリをして
結果的に相手を脅して
不動産の売却を促すものです。

そして
「売却の際は当社へご用命下さい」
という勧誘が目的です。(笑)

不動産の知識がある人からすると
「これらのチラシは営業広告」と分かるものですが
不動産にあまり詳しく無いオーナーさんたちの中には
この脅しのワナにはまってしまう人も少なくありません。(苦笑)

こういった背景から
不動産のポスティング広告は
軽犯罪のリスクを犯してでも
止められないものだそうです。