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株式会社沖縄ネット不動産
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不動産の危険な放置プレイ

晴天となったぶん、
雲による保温機能が無く
涼しい朝を迎えている沖縄です。

さて、
不動産は形があるものですので
徐々に劣化していくのが
世の中の理(ことわり)です。

とくに、
建物などの構造物については
木造やコンクリート造など構造にかかわらず
年々劣化していきます。

ですので
建物は建てたらおしまいではなく
建物が完成した後も日頃のメンテナンスや
劣化した箇所の交換・更新等が必要であり
それによって、建物の機能や資産価値が維持できるものです。

しかしながら、これは理想であり
建物のメンテナンスにもそれなりの費用が掛かるため
世の中には十分なメンテナンスが行われていない
不動産もたくさんあり、その代表作が
現在社会問題にもなりつつあり「空き家」です。

また、空き家でなくても
現在人が住んでいたり使用されている建物でも
必要なメンテナンスが行われていないために
雨漏りが発生したり、設備が使えず
建物として機能しないなどの問題が発生することも多々有ります。

たとえば、
埼玉県の久喜市役所の庁舎で
排水管の詰りや漏水等で一部のトイレが使えなくなっていますが
この庁舎も築40年以上が経過しており
必要なメンテナンスや配管等の更新が行われていなかったものと
想定されています。

また、街中で
全体をネットで覆っている建物を
見かけることがありますが
あれは建物の劣化により
外壁がはがれ落ち、
通行人や車等に被害が出るのを
防止しているものです。

しかしながら
それらの対策も完全ではなかったり
そもそも事故防止の措置がされていない建物もあります。

沖縄では
過去に建物の劣化により
アパートの廊下が落下した事故がありました。

また、数年前、北海道で
ビルの側面に設置されていた看板が落下し
通行人がケガをした事故がありましたが
原因は看板の設置部分の劣化によるものでした。

建物だけでなく
建物に付随する看板も劣化しますので
必要なメンテナンスを行わないと
事故を引き起こすことになります。

そう考えると
不動産の広告にはびこる
「家賃並で家が買えます」という表現は
メンテナンスのコスト等を考慮していない
セールストークに過ぎないものだとも言えます。

人間も不動産も
加齢とともに劣化していくものですので
放置したままにすることなく
点検(検診)とメンテナンス(治癒)が必須です。