2024年11月22日
当社の予想に反し、
少しひ弱になった台風のおかげで
それほど大きな被害の出なかった沖縄です。農作物は大変です
そんな台風ネタ続きで恐縮ですが
台風の一番の脅威は
やはり風の強さです。
風速が強い台風になるほど
建物や土地への被害も大きくなります。
例えば
サッシ周りの隙間から
雨風の室内への吹込みは
台風時にはよくあることです。
また、
台風の巻いた風の影響で
天井裏の換気用の通風穴など
普段は決して浸入しないような箇所から雨風が入り込み
それが雨漏りとなったりします。
屋上防水の切れ目やコーキンズの隙間など
わずかな隙間からでも雨水が浸入し、
雨漏りとなった例もあります。
さらに
海沿いのマンションでは
バルコニーの手すりが暴風により
丸ごと無くなってしまったケースもあります。
また、土砂崩れも
雨で水分を含んだ斜面の土に
暴風があたることから発生するケースも多いものです。
このようにして
沖縄では台風による土地や建物への被害を
何度も経験してきたことから
台風に対しての警戒が強い面もあります。
例えば
・目の前が海の建物
・川沿いの建物
・木造や軽量鉄骨造の建物
・台風により道が閉鎖されると孤立してしまう人
など、台風の襲来に多少なりとも不安がある人は
念のため自宅を離れ、
ホテルに避難する人もいらっしゃいます。
また、
高層マンションも
暴風により建物自体が揺れるため
強い台風が来ると
やはりホテルに避難する人もいらっしゃいます。
台風への備えは
「ここまでやらなくて良かったね」
と肩透かしに逢うくらいが安心なものです。