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株式会社沖縄ネット不動産
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不動産業界と住宅建築会社のあれこれ話。

今朝はあさ7時半から2組の飛込み来店がありました。
1組はご近所のオバちゃんで、もう1組は政治家さんのPR(笑)

さて、
昨日リフォーム会社さんについて書いたところ
反響がありました。

リフォーム業者さんについては
イロイロと話題がありますので
今後も書いていきますね。

今回はリフォーム業者さんと同様に
不動産と関連の深い
住宅建設会社さんについてです。

日本は持ち家指向が強いと言われていますので
自分の家を持つことに対する
潜在的な憧れがあるものです。

「一国一城の主(あるじ)」なんて表現も
以前はよく使われていたものです。

最近はその価値観も
だいぶ変わって来ましたが
大まかな数字としては
日本では約6割の世帯が
自己の家を所有していると
言われています。

そんな持ち家のうち
土地を含めた自由度が高さから人気があるのは
やはり一戸建てです。

そんな一戸建ての建築を担うのが
住宅建設会社さんです。

最近は
不動産業者が自ら住宅を建設し
売主として販売することもあります。

そんな一戸建てについて
不動産業界では色々なウワサが流れることがあります。

昨日のリフォームの話と一緒で、住宅建築も
完成後は表面からは見えなくなる工事がたくさんあります。

そして、それらの多くが
建物にとって大切な工事となっています。

例えば、建物の土台にあたる基礎や
家を支える柱や壁も強度を構成したり
湿度をコントロールするのは
外からは見えない部分がほとんどです。

しかしながら
そんな重要な部分の工事も
建築業者の作業者の人たちにとっては
毎日のルーチン作業の一つにしか過ぎません。

以前は
基礎の工事現場に空き缶やタバコの吸い殻が
転がっているのも珍しくはありませんでした。

また、工事現場は
殺人的な暑さの中での屋外作業ですので
人によっては、早く作業を終わらせて
冷えたビールを飲むための
やっつけ仕事となる場合もあるでしょう。。

仮にこれらが存在したとしても
完成した建物が万全であれば
それほど問題になることはないのが
残念ながら現在の状況です。

しかしながら
世の中には色々な建築業者が存在するもので
中には「外からは見えないから」といって
手抜き工事に手を染めてしまう業者さんもいらっしゃるものです。

例えば
建物の仕様書では「壁の構造○○、下地の厚さ△△ミリ、□□仕様」
と記載されていても、
実際にはその通りの施工がされていなかった
ということがタマタマ発覚したという話を
沖縄でも聞くことがあります。

建築した業者さんは、
コストを削減するために
「壁の中だから見つかることもないだろう」
と施工したものですが、たまたま別件で
壁をはがすことになった際に、
それが発覚してしまったというようなケースです。

こうなると、一時が万事ですので
家の主からすると
「外にも手抜きが有るのではないか。
家の全てがそうじゃないか。」と
考えてしまうのも当然でしょう。

「信頼して建ててもらった家が
実は手抜きだった」ということですから・・・。

このほんの一握りの業者さんは
手抜きによる儲けの上積みに
すっかり味を占めていますので
手抜きの技もより巧妙に進化しています。(苦笑)

そのため
その建物が手抜きであることが
なかなか発覚しづらくもなりつつあります。

場合によっては
自分の家が手抜きであることに一生気が付かず、
取り壊されていくと言うこともあるでしょう・・・。

もちろんこういう業者さんは
ほんの一握りしか存在しておらず
他の建築業者さんは真っ当です。

業者さんによっては、
別の現場でたまたま見つかった不具合が
他の現場でも同様な不具合が発生していないか
自主的に調査・対応してくれる業者さんもいらっしゃいます。もちろん無料で

こういう建築業者さんは
品質の管理もきちんと行われていますので
建てた後も安心なものです。

どうせ依頼するならば
このような業者さんに
家作りを頼みたいものですね。