「沖縄でも紅葉?」と思ったら
松食い虫の被害だそうでした・・・
さて、昨日の続きです。
「頂き女子」「頂き不動産」にもつながる可能性を持つ
「不動産担保ローン」についてでした。
沖縄では、不動産担保ローンの闇の面をボカし
有用な商品として前面に押し出しているケースがあります。
それは【軍用地ローン】です。
軍用地ローンは
軍用地を購入する際に
購入代金の一部の融資を受けるための商品であるだけではなく、
軍用地を所有するいわゆる軍用地主さんが
軍用地を担保に融資を受けることが出来る
「不動産担保ローン」でもあります。
一般的に、不動産の業界では
よほどの都会の宅地でなければ
土地を担保に融資はしないものです。
一部の農協等では、
農地を担保に融資を行っているところもありますが
その場合は、融資したお金の使用目的は
農業に関わる設備や運転資金に限られていたります。
これに対し
軍用地ローンは
地目は雑種地や山林のみならず畑や墓地でもOKで
融資を受けたお金の使用目的もフリーです。
軍用地は、
借主が国ですので
賃料の取りっぱぐれがない安心な収益不動産です。
ですので、
沖縄の金融機関も
安心して融資をしてくれます。
万が一、返済が滞るようなことがあっても
金融機関は担保としている軍用地を
第三者への転売の斡旋等をして
債権の回収を図ります。
すると、軍用地となると
一般的な不動産とは異なり
難なく転売先が見つかるものです。
ちなみに、沖縄では
金融機関からのそれらの斡旋情報を楽しみにしている
投資家の方々もいらっしゃいます。(笑)
このように
「不動産担保ローン」は
何だか訳ありの人が融資を受けるような
ダークなイメージがありますが、
沖縄の軍用地ローンの場合は
闇どころか、双方にとって有益な
露店大活劇な商品なのです。(笑)