夜明け前の鳥のさえずりも
日の出を楽しみにしているように聞こえる沖縄です。
さて、
好調だと言われる不動産市場を背景に
世の中には新しい不動産業者が
どんどん増えています。
ここ沖縄でも
年間に100社くらいのペースで
不動産業者の数が増えています。
その中には
TVドラマの「正直不動産」の影響を受けて
「我こそは正直不動産!」を名乗る会社も
増えているようです。(笑)我こそは山ピー
そんなウナギ昇りの不動産業者をターゲットに
「何とかひと儲けしてやろう」と考える方々も
少なくありません。
そんな中、
近年増えて売るのが
会社の福利厚生サービスを語った商売です。
不動産会社に社内の福利厚生制度を売り付けるサービスですか?あはっ
その逆です。
当社は法人の福利厚生を運営しているいる会社ですが
そのメニューの一つとして不動産の売却や相続を検討しています
どういう意味ですか?
法人の社員の人たちの自宅の売却や、相続に伴う不動産の売却を
福利厚生としてサポートするメニューです。
そうですか
現在、そのメニューをサポートしてくれる不動産会社を探していますが
御社で登録されては如何でしょうか?
もちろん有料ですよね
はい。
この手のビジネスは
最近は色々な会社が手掛けており、
料金体系も、成功報酬型と言うよりは
登録時にそれなりの料金が発生するものや
月額の定額制がほとんどです。
要は、
不動産の売買につながらなくても
お金は頂戴します、というタイプです。
いかにも怪しげな話なのですが
そこは彼らも巧みであり
今ならばそのエリアを1社限定で募集しています。
などと他社との差別感やお得感をカモし出し
アオリを掛けてきます。差別反対!(笑)
お客さんをアオって
不動産を売買させてナンボの不動産屋が
電話セールスにアオられている状況です。ミイラ取りがミイラ
そもそも
自宅や相続不動産の売却を
会社の福利厚生に相談する人は
少ないでしょう。
とくに沖縄は
「石を投げれば不動産屋か元・金融屋に当る」
と言われるくらい、
身の回りに不動産屋は多いものです。(笑)
ですので
会社の福利厚生のサービスなど使わなくても
身近に知り合いの不動産屋がいるものです。モアイつながりも多いし
ということで
増加する不動産業者をターゲットに
ひと儲けをしようとするビジネスは
少なくともここ沖縄では
上手くイカないものですよ。