週間天気予報がコロコロ変わるため
屋外での作業の予定が立てにくい沖縄です。
さて、
車を購入した際に、車屋さんから
長いお付き合いになりますね~
と言われたことがある人も
いらっしゃると思います。
車は購入した後
定期的に車検がありますし
故障やリコール等もありますので
購入した後も何らかの形で
車屋さんのお世話にならなければならないものです。
ですので、車屋さんも
それらの時のことを想定して
「長いお付き合いになりますね」という
表現をされているのだと思います。
しかしながら、その一方で
車を購入する側としては
「長いお付き合い」言われても
あまりピンと来ないものです。
車検は購入した車屋さん以外でも
受けることは出来ますし、
新車を購入した場合は
故障はほとんど発生しません。発生してもらっても困ります(笑)
また
中古車を購入した時に
「長いお付き合い」と言われると
何か欠陥でもあるのではないかと
かえって不安になるものです。(笑)リコールは仕方が無い
ちなみに
車を購入した人が
購入後に車屋さんに期待するのは
車検や故障の際に、
代車を無料で貸してくれることと言われています。
これに対し
不動産の場合は
少し様相が異なります。
不動産を新築で購入した際に
不動産屋又は建築業者から
長いお付き合いになりますね~
と言われることはマズないのでは
ないでしょうか。
もしあった場合でも
それは契約を締結する前までであり
物件を引渡した後に「長いお付き合い」を
口にする人は少ないものです。
これは
不動産業者・建築業者に共通する
ある心理があるためです。
それは
「物件を引渡した後は連絡が来て欲しくない」
というものです。
なぜならば
物件を引渡した後に掛かってくる来る連絡は
多くの場合クレームです。
クレームへの対応は
基本的にタダ働きになりますので
不動産業者としても出来れば関わりたくない
という心理があるからです。
また、
これは中古物件の場合も同様で
「物件を引渡した後は連絡が来て欲しくない」
という心理が不動産屋にはあるものです。
とくに
不動産屋が
売主と買主の仲介を行なったケースで
不具合の対応に対しては
その不動産屋には責任はないものです。
そして
契約の内容にもよりますが
不具合の対応については、
基本的に売主と買主との間での問題となり
仲介した不動産屋が関わるとしたら
それはボランティアの範疇となり
タダ働きと言うことになります。
不動産を購入した側からすると
そのために仲介手数料を払っているのに!
とおっしゃる人もいますが
不動産屋が売主や買主から
仲介手数料を頂くための媒介契約書によると
仲介手数料は売買契約を締結するまでの報酬であり
引渡し後の対応については
含まれていないのが実態です。
ですので
不動産業者に
引渡し後の対応を期待するのは
タダ働きを求めることになるため
不動産屋も関わりたくない
という心理が働くのです。
それでも
不動産屋が自ら
長~いお付き合いになりますね
と言うとしたら
それは契約書に印鑑を押すまでの
営業トークかも知れません。(笑)