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沖縄の不動産によくある雨漏り

沖縄の不動産によくある雨漏り

おはようございます。

新型コロナの感染者の増加により
沖縄の学校では、当初は短かった夏休みが
本日から延長されました。

さて、台風の発生に伴い
不動産泣かせの雨漏りのシーズンがやって来ました。

雨漏りについては
以前のブログにても何度か書いたことがありますが
建物の劣化によって発生することが多いものです。

良い雨漏りと悪い雨漏り(タチの悪い雨漏り)

良い雨漏りと悪い雨漏り(サッシ編)

良い雨漏りと悪い雨漏り

とくに沖縄は紫外線が強く
又、塩害の影響も有り
建物の劣化が比較的早いため、
ある程度築年数が経過すると
雨漏りが発生する可能性が高くなります。

不動産業者の立場からすると
雨漏りでまず心配なのは
被害の状況です。

具体的には
家財等への被害が無かったかどうかです。

雨漏りの発生した建物が賃貸物件の場合
そこに住んでいる人からすると
雨漏りが発生したこと自体、迷惑な話であり
その上、家財に被害が出ると
どうしても感情的になるものです。

場合によっては
被害に対する補償という話になります。

これに対し、
建物のオーナーさんからすると
雨漏りの状況や今後の修繕など
まずは自分の建物のことが心配なものです。

建物のオーナーさんも
ある意味、被害者ではあるのですが
そんなところに
居住者から被害の補償という話が来ると
正直煩わしく感じることもあるでしょう。

ちなみに台風に伴い発生した家財等への被害は
火災保険の対象となりますが
建物の劣化による雨漏りに伴う被害は
火災保険の対象とはなりません。

そうなると
雨漏りによる被害の補償は
建物のオーナーさんと居住者との
話し合いでの解決にゆだねられることになりますが
この「話し合い」において感情論は
問題の解決の弊害となるものです。

沖縄は鉄筋コンクリート造の家が多く
雨漏りにも比較的強い面もありますが
先程のように紫外線や塩害などの要因から
定期的に建物のメンテナンスを行なわないと
それが雨漏りの原因となることも多いです。

具体的には、
・屋上の防水塗装の破れ、劣化
・外壁のひび割れ
・サッシ周りのコーキングの劣化
の有無を定期的にチェックするようにしましょう。

劣化の程度が小さいうちであれば
自分で簡易的に補修することも出来ます。

それだけでも
劣化の進行を遅らすことが出来るものです。

木造や軽量鉄骨造の建物についても
定期的なチェックと補修が必要なのは同じですが
木造や軽量鉄骨造の建物は
構造的に屋上や外壁のチェックが
難しい面があります。

建物は雨漏りがしないのに
越したことはありませんが
築年数の経過とともに
いつかは発生するものです。

そんなときでも
建物も手間を掛けるだけ
愛着がわくものです。