おはようございます。
新型コロナの感染者数がまた増加しています。
このままでは年明け最初の密である初詣も
大規模な制限がかかるかもしれないですね。
さて、
そんなコロナ拡大で
今後のことを心配している人も多い中、
その一方で、そんなこととは全く無縁で
億単位の不動産購入で悩まされている人もいらっしゃいます。
その一人である東京都の区長さんが
マンションの販売業者に便宜を図らせ
高級マンションを購入した疑いが持たれている件で
区の百条委員会が「便宜はあった」とう結論を出したようですね。
この話は
区内に高級マンション建設する際に
区長が高さ制限を緩和したその見返りとして
区長の家族が高級マンションの好きな部屋を
購入できる権利を与えたということで
区の百条委員会にかけられているものです。
マンションの販売業者の立場からすれば
建物の高さを少しでも高くし
マンションの販売戸数を多くした方が
儲けが多くなるのは常識です。
その高さ制限について
緩和の決裁権限を持っている区長は
マンションの販売業者からの
「知り合いで誰かこのマンションを購入する場合は
優先的に購入で来るようにしまよ」という誘惑に
乗ってしまったんでしょうね。
しかし、様々な状況から推測すると
今回のように規制の緩和に対し
マンションの販売業者が見返りを行なったというケースは
きっと今回が初めてではないでしょうね。
業者の立場からすると
役所の人に便宜を図る働きかけを初めてする際は
勇気が要るものです。
もし、話を持ちかけた相手が
清廉潔白な役人だった場合は
逆効果となり大問題になりますからね。
きっと、この区長さんは
過去にもこのマンション業者から
便宜を図る持ちかけがあり
区長さんががそれに乗っかった実績があったため
今回も安心して便宜を図ったものと想像します。
ちなみに
役所の人が業者からの相談に
便宜を図るのはよくあることです。
沖縄でも、
同様に高さ規制があり
3階建て以上の建物は原則建てられない地域なのに
地元の大手企業がホテルの計画を立てると
数年後には10階建て以上のオーシャンビューの
立派なリゾートホテルが出来上がります。
さすがに今どきは
現金での見返りは無いとは思いますが
選挙の時などは、大手企業ならではの
パーティー券収入や選挙時の応援活動や票集めなどが
その見返りとなります。
こうして
沖縄の一流リゾートホテルは
いつも海沿いの良い環境に
素晴らしい建物が建つのです。(苦笑)