天気予報よりも早く雨雲が抜け
また好天がもどりつつある沖縄です。
さて、回りを珊瑚礁に囲まれ
美しい色の海を持つ沖縄は
観光資源に恵まれた素晴らしい島です。
そんな沖縄の資産価値に目を付け
沖縄が日本に復帰したあと
県外の大手のゼネコンさんや国会議員などの資産家の方々が
沖縄の海沿いの土地を買いあさりました。
その後、
沖縄の海沿いの土地は
高値で取引がされるようになり
その恩恵でひと儲けした方々はたくさんいらっしゃいます。
その後、
沖縄の土地でひと儲けした人たちは
二匹目のドジョウを手に入れようと
離島の海沿いの土地を買いあさりました。
しかし、
いくら美しい海沿いの土地と言っても
離島のままでは観光客もやって来ませんので
そのままでは土地の価格も上がりません。
そこで、国会議員を動かして
離島までつながる橋を作りました。
橋があれば、観光客も
レンタカーで気軽に行くことが出来、
観光客がたくさん来るようになれば
お店やホテルなどお金儲けのビジネスが生まれます。
お金儲けのビジネスが出来れば
それに投資する人も出てきますので
それに伴いその周辺の土地の価格も
上昇するようになります。
こうやって、
橋が出来たことで土地の価格が
ウナギ登りに急騰した沖縄の離島の代表的な例が
古宇利島と宮古の伊良部島です。
どちらの島も、橋の完成に伴い土地の価格が急騰し
それまで農業や漁業で生計を立てていた地元の人たちが
土地の売却により一気に大金を手にしました。
また、離島の時代に
土地を買いあさった県外の方々も
転売によってひと儲けしたり
含み益を得たりしています。
このように見ていくと
沖縄には橋でつながっていない離島がまだ沢山ありますので
金の卵がまだまだ眠っていると考えることも出来ます。
今は離島の島々でも
将来、橋などの交通手段が確保されれば
そこにも人の流れができ
ビジネスとともに土地の価格が上昇する可能性があります。
沖縄の豊かな自然に恵まれた土地を
お金儲けの道具として見ること自体
不謹慎な面もあります。
また、それらの土地で
開発が行なわれるということは
自然が失われていると言うことでもあります。
しかし、残念ながら
そうやってひと儲けしたり
自然が破壊されたというのも
現実でもあります。
沖縄で次のお金儲けを狙っている方々は
次の土地をセッセと仕込んでいらっしゃいます。