日本の南海上に、熱帯低気圧が
ジャンジャン発生しているようですね。
さて、
日本は法治国家の安心な国です。
少なくとも、どこかのお国のように
トップの一声で法律が簡単に変わり
正当な国民の声を力で弾圧するようなことは無いでしょう。
しかし、法治国家は
ものごとが順調にいっているときは良いのですが
何か問題が起こった際に、
法に沿って処理・処分をされると不都合が生じるため
それをねじ曲げたり、穏便に済まそうとする輩が
出てくるものです。
そして、これらは自分自身の力では解決出来ないため
権力を持った人たちの力を借りて処理してもらうというのが
少し前の日本では当たり前のことでした。
力を借りるのには
当然タダという訳には行きませんので
領収書の発行されないそれなりの対価が動きます。
これらの話しは
別に政治や行政絡みだけではありません。
ひと昔前は、
自分の子供の就職や
良い学校に入れるためのお願いなどでも
同様なシステムが働いていたものです。
また、不動産業界でも
大手の建築業者が
便宜を図ってもらうのは日常茶飯事でした。
ここ沖縄でも
地元の大手企業さんがホテルを建設する際に
ネックとなっている法律があると
それを魔法のように変えてしまうものでした。(笑)
こういうオイシイことがあるから
世の中のお偉い方々は、その権力を維持し続けようと
70歳・80歳になってもいつまでも現役にこだわるのです。(苦笑)
それが日本も近代化し
色々なことが少しずつ透明になってきました。
とくに最近は内部告発や
ボイスレコーダーによる会話の録音が
容易に出来るようになっていますので
権力を持つ方々も
うかつな事は出来なくなってきています。
先月、熱海で発生した土石流の事故も
権力を持つ方々の力が背景にあったため
役所も厳格な指導や命令が出来なかったようですね。
ということは
今回の事故原因の究明と
被害に対する補償についても
ウヤムヤにするよう力が働くんでしょうね。
この手の方々は
こういう困ったことが起きた時のために
権力を持つ方々から高額な杖を購入し、
そのあとも維持費を払い続けているのです。