緊急事態宣言の延長がほぼ確定となり
喜び組と残念組との格差がマタマタ広がっていく沖縄です。
さて、
旧暦文化の残る沖縄では
お盆も旧暦で行ないます。
お盆は県内・県外に関わらず
ご先祖様が下界にお戻りになられる期間というのは同じです。
ちなみに、沖縄では
お盆の初日のご先祖様をお迎えする日を「ウンケー」、
翌日は「ナカヌヒー」とか県外と一緒で「ナカビ」、
ご先祖様がお帰りになる日を「ウークイ」と言います。
そしてウンケーの日には
沖縄版の炊き込みご飯である「ジューシー】をお供えします。ウンケージューシー
またお盆のお送り日であるウークイでは
アノ世のお金である「ウチカビ-」を燃やして
ご先祖様がアノ世で経済的に困らないよう
お金をお持ち帰り頂きます。
ご先祖様のお迎え方法、
仏壇にお供えする料理、
アノ世にお帰りになられる際のおくり方など
お盆の風習はそれぞれの地方・地域によって異なりますが
ご先祖様に感謝し大切にする気持ちは日本全国どこでも一緒です。
なお、沖縄のお盆は
旧暦の7月13日から15日で行ないますが
旧暦は年によって時期が変わるため
その年のお盆がいつになるかは
地元の人でも意識しないと分からないものです。
また、
県外でもお盆の期間は
海に入らないようにと言われます。
お盆の期間中は浮遊霊が増え
海の中に引きずり込まれると言われているからです。
しかし、
沖縄を訪れる観光客の人たちは
沖縄の旧暦のお盆の日程を知らず
沖縄のお盆の期間中も
海で泳いだりします。
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自分は新暦のお盆だから関係無いじゃないですか。あはっ
実際には
お盆期間中だけで無く
墓掃除などのお盆の準備が始まる頃から
浮遊霊が増えはじめ、お盆が終わった後も
アノ世に戻り遅れた霊がウヨウヨしています。
ですので
沖縄でのお盆の期間である以上は
県外の人であっても
沖縄の海には入らない方が良いです。
沖縄のお盆の期間を知らず
海の事故に逢ってしまう県外の観光客がいるものです。
今年は
今週末の8月20日から22日までが
沖縄のお盆になります。
とくに今年は
緊急事態宣言の関係で
県内の海水浴の多くが閉鎖しているため
本来は海水浴場でない場所で
泳いでいる観光客をよく見かけます。
海水浴場でない場所は
それなりの理由があるところも多く
お盆に限らず危険です。
せっかく沖縄に来たので
海に入りたい気持ちは良く分かりますが
くれぐれも気を付けて下さい。