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購入申込書の取り扱い

本日は代表校の甲子園での試合がありますので
その時間帯は経済活動が停止する沖縄です。(笑)

さて、
不動産の売買の流れの中に
【購入申込】という手続きがあります。

【購入申込】とは文字どおり
物件の購入希望者が、売主に対し
「この物件を購入したい」という意思表示を
書面にて行なうものですが、
意思表示にあたっては
購入に伴う諸条件が付くものです。

購入に伴う諸条件とは
例えば、価格の値引きであったり
引渡しの時期であったり
所有権の移転登記費用等の諸費用の負担について等です。

また、
購入申込を行なうには
購入資金のアテがあることが前提となりますので
購入にあたってローンの利用がある場合は
事前に金融機関の内諾をもらった上で
申込みを行なう必要があります。

特に県外の人が沖縄の不動産を購入する場合、
県外の金融機関は融資をしないところが多いので
申込みを行なう前に事前の確認が必須です。

これらの手順を踏んだ上で
【購入申込書】という書面で申込みを行ないますが
購入申込は、買主と売主および不動産業者との
約束ごとになります。

売主からすると
大切な不動産を手放すことになりますし、
買主からすると、高額な買い物となります。

【購入申込】は本来
そのような厳粛な意味合いを持ったものなのですが
不動産業者からすると、
不動産の売買の際には毎回取得しており
扱い慣れてしまっているため
不動産業者によっては【購入申込】という行為を
すっかり軽視してしまっている会社もあります。

例えば、
物件の内覧をして
少し興味を持ったお客さんがいると


あとでキャンセルできますから、
ひとまず買付(購入申込)を入れときましょうよ。

と言った風に、
お客さんが購入する意思がなくても
取り敢えず購入申込書を書かせる
不動産業者もいます。(苦笑)

とくにノルマの厳しい会社や
フランチャイズ系の不動産会社では
お客さんからの申込件数も上司にチェックされますので
申込み自体も軽い対応となってしまいます。

その結果、
申込みをしたあと
しばらくして、買主さんから


やっぱり買うのやめます。

 

となってしまいます。

お客さんが本当に物件を気に入った上で申込みを行ない、
そのあとやむを得ずキャンセルするのは
仕方のないことです。

しかし、不動産業者が誘導して
お客さんにひとまず「購入申込書」を記載させるなど
軽い気持ちで軽く扱うのは如何なものかと思います。

こういう不動産業者は
キャンセルとなったときの態度も淡々としており、
「申し訳ありません」という気持ちも軽いものです。

「下手な購入申込も数打ちゃ成約となる」的な発想です。(笑)

繰り返しになりますが
【購入申込】は、しっかり熟考した上で
行なうものです。

しかしながら
かと言って熟考ばかりしていると
いつまで経っても購入できなかったり
あるいは、本当に気に入った物件も
他の買主さんに先約されてしまうことも往々にしてあるのが
難しいところです。