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沖縄で太陽光発電を設置する際の注意点

北から南まで日本列島が
スッポリ雲に覆われていますね。

さて、
東日本大震災で
原発の安全性問題が勃発して以来
日本は脱原発を掲げ
再生可能エネルギーの導入促進に
力を注いできました。

とくに太陽光発電は
発電によって得られた電気を、
電力会社が一定期間高額で買取りするのを保証する
という制度が既にあったため
それをさらに加速させて来ました。

その影響もあり、太陽光発電は
地球に優しいクリーンエネルギーという面よりも
「投資対象」としての色が強くなり
どこでもカシコでも太陽光発電が
導入されるようになりました。

それから十年が経過し
日本は【カーボンニュートラル】というテーマのもと
太陽光発電の導入を更に加速させようとしています。

その施策の一つとして
2025年には新築住宅の省エネ基準への適合を
義務化していきます。

また、2030年には
新築住宅の6割で太陽光発電の設置を目指すそうです。

本来の目的であったクリーンエネルギーの一つとして
太陽光発電が、今後ますます私たちの生活に
身近なものとなって行くでしょう。

そんな太陽光発電を設置する際には
留意しておくべき注意点がありますので
沖縄での太陽光発電の設置を想定し
いくつかご紹介します。

<沖縄で太陽光発電を設置する際の留意点>

①建物への影響(雨漏りリスクと耐震性)

太陽光発電を設置する際は
地面に固定するか建物の屋根や屋上に固定するのが基本です。
製品によっては屋根と太陽光パネルが一体化したものもありますが
基本は、建物や屋根に数カ所の穴を開けて
パネルを固定することになります。

穴を開けた箇所は当然それなりの防水処理をしますが
不動産の観点からすると
太陽光に限らず建物に穴を開けた部分というのは
雨漏りのリスクを伴うことになります。

数年後、穴開けをした部分の劣化により
そこから雨水が浸入し、雨漏りとなることもあります。

沖縄の塩害と紫外線の過酷な環境は
それら劣化を加速させます。

ちなみに、沖縄の住宅と言えば
コンクリート造りの平らな屋根が多いのですが
近年増えている木造住宅は
勾配のある屋根がほとんどであるため、
建物の保有者がそこに登って
日頃のチェックやメンテナンスを行なういも難しい状況です。

また、太陽光パネルは
一般的な発電容量でも300kgくらいの重さがあります。お米5俵分

それが常に屋根の上に乗っかっている訳ですので
建物に負担が掛るのとともに
重心のバランスが悪くなります。

そして地震が発生した際には、この両方が
建物への被害を大きくする可能性を高めます。

②製品等の劣化

以降については
長くなりますので
続きは明日以降で。