不動産をとりまく世界。

お寒い週末の到来に
南国沖縄も最高気温が16度まで
下落する予報となっています。もう「南国」ではない

さて
年末のこの時期になると
一年を総括するイベントも増えてきます。

忘年会はその象徴的なものですし、
それ以外にも流行語大賞や歌謡大賞、
日経トレンディーのヒット商品ランキング等もその一種です。

不動産業界でも
色々な総括がありますが
そのなかでよく目にする一つが
「住みたい街ランキング」です。

「住みたい街ランキング」は
色々なポータルサイトや情報誌等が
公表していますが、その中でも
関東の横浜、吉祥寺、恵比須、中目黒等、
関西の梅田、三宮、京都、神戸等は
上位の常連組です。

そんな中
とあるサイトが公表した
「沖縄で住み続けたい街ランキング」を拝見し

うぷぷ・・・

となりました。うっぷじゃないよ

ランキングの常連である
北谷や那覇市を抑え
別の市町村が１位になったそうです。

それも
沖縄単独ではなく
福岡などの有名どころを超え
九州・沖縄地区での1位だそうです。

まぁ
ランキングは
消費者やお客さんに
アンケート回答や投票をしてもらうものなので
集計や採点の仕方で順位が変わるものです。

それにしても
これまでランキングにも入ったことのなく
また、九州地区の方々が
名前も聞いたことが無いような市町村が
いきなりの1位ですので
公表したサイト側も驚いたことでしょう。アジさんもびっくり

しかしながら
そんなマカ不思議な結果を
他の市町村名に順位をすり替える等のねつ造もせず
そのまま公表した今回のサイトは
誠意ある対応だと思います。（笑）

しかしながら
この結果を拝見し
アンケートや調査結果は
公表する側の意思でいくらでも
印象操作できることを
あらためて理解しました。（笑）

そもそも
アンケートや調査データなどは
公表する側にとって都合が良く
使い勝手が良いものに加工されるのは
よくあることです。（苦笑）

ですので
沖縄のマスコミさんが公表する
米軍絡みの各種の調査や
県外の一部の大手マスコミが公表する
政府絡みの各種の調査結果等についても
印象操作が使えるよう加工されているとも言います。（苦笑）

このような状況ですので
世の中で目にする情報やデータは
それを受取る側が情報を精査することが重要です。

街のランキング以外にも
不動産業界にも様々な情報があふれていますが
それらも同じです。

不動産業界には
昔から「せんみつ」という言葉があり
それは今でも残っていますので・・・。

せんみつ：千のうち3つくらいしか本当のことを言わない