当社の近くの公園でも咲き始めたサクラを
オジーとオバーが仲良く鑑賞しているのをみると
ほっこりとします。
さて、
不動産屋の業務の中に
「物件調査」があります。
物件調査は、主に
売却の際の査定依頼を頂いた不動産を
実際に見に行くケースが多いです。
不動産の売却に際しては
「売却することを周りにあまり知られたくない」とか
「実際に売りに出すまでは周りに知られたくない」
という人も少なくないため
不動産屋が現地に行く際にも
気を使うものです。
例えば、外見でいうと
スーツなどのビジネススタイルは
あまり好ましくないと言います。
都会では
ビジネススタイルで歩いていても
全く違和感はありませんが
沖縄の場合は、昼間の住宅街を
整った服装で歩いていると
不動産屋か銀行員だと見分けが付きます。(笑)
沖縄だったら、かりゆしウェアだから
大丈夫じゃないんですか?あはっ
そうでも無いんです。
ご存じのように
沖縄ではかりゆしウェアは正装ですので
住宅街をかりゆしを着ている人は
ほとんどいません。(笑)
また
ヤンバルなどの自然豊かなエリアで
かりゆしを着ている人は
不動産屋かホテルの従業員と相場が決まっています。(笑)
ですので
住宅街やヤンバルで正装の人を見ると
それは高い確率で同業者なのです。
これらのことから
沖縄では、物件調査の際に
身分がバレないようにするために
あえてカジュアルな服装で現地に行く不動産屋も
少なくありません。せめて作業着かな
また
物件調査に行く際の注意点は「車」です。
不動産屋も車好きが多く
仕事がら高級車に乗っている人も多いため、
そんな車で物件調査の現場に乗り付けると
すぐに不動産屋だとバレてしまいます。
不動産業界では
査定の依頼者のところに行く際に
「儲かっている感」を見せつけるために
高級車で物件に乗り付けるのが正解
と思われている慣習があります。(笑)
しかしながら
依頼者の立場からすると
高級車で乗り付けられると
近所の人たちに不動産屋が来たことがすぐにバレ
「あの家は売りに出すんだ~」と勘ぐられ
迷惑な人もいるものです。(苦笑)
以前、同業者さんが
現地調査に行ったときのことです。
現地の近くに高級車を停めて
周辺を探索していたところ
近所に住んでいると思われる人から
兄さん不動産屋だろう?ベイビー
と声を掛けられたそうです。
不動産屋と思った理由を聞くと
この辺でレク○スに乗ってたら
不動産屋だってすぐに分かるさ、ベイビー
と言われたそうです。
確かに
普段見かけないような高級車が走っていたら、
不動産屋かレンタカーだと思うものです。
そして、ナンバーを見て
レンタカーでなければ
高い確率で不動産屋だとバレるのです。
ちなみに、この同業者さんは
この人に声を掛けてもらったおかげで
地元の情報を色々と聞くことができたため
不動産屋とバレたのが功を奏したみたいです。(笑)
これらのことから
不動産屋が物件調査に行く際は
車を物件から離れた場所に駐車したり
あえてバイクで行く人もいます。
このように、みなさん
それなりに気を使ってはいますが
それでも、物件調査の際に
「不動産屋」の身分を消すことができている不動産屋は
まだ少ないと言われています。独特の見た目でバレてます(笑)