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原野商法で売買された沖縄の土地の闇

1万人超えの感染者がウワサされる沖縄で
1万人参加の大規模イベント開催するんですかね・・・苦笑

さて、日本では
「土地の値段は絶対に下がらない」
という土地神話がささやき始められた1970年頃から
全国で【原野商法】というサギが横行しました。

原野商法とは
この土地神話を背景に


このエリアは開発によって街が出来るので
将来確実に値上がりしますよ

と値上がりの見込みがないような土地を
売りつけるもので、
現況が山林や原野ということや
販売価格も2、3百万円程度と手頃な金額でもあったため
当時は現地を見ないで購入する人が
ほとんどでした。

しかし、そんな土地ですので
当然、いつまで経っても
開発などされるハズもありません。

そのうち
土地を販売していた不動産業者も音信不通となり、
残ったのは、二束三文にもならない土地の権利証だけ
という具合です。

それから40年近い年月が流れた今、
また原野商法が形を変えて
全国で動き出しているようです。

ここ沖縄でも
過去に原野商法で土地を買わされた所有者宛に
怪しげな業者から、コンタクトが来ているようで
先日も土地の所有者さんから相談がありました。

業者からの内容によると
沖縄は国内外からの人気が続いており
沖縄の土地を購入したいという人が殺到しているため
全体的に土地が不足しているとのこと。

そのため、
過去に販売された原野一体を再開発して
リゾートエリアとして再分譲する計画が進行中。

その再開発を行なうためには、
まず現地の測量を入れなければならないので
土地の所有者に測量費用を負担して下さい。
というものです。

普通の人であれば
そのような怪しい話には
引っ掛からないものですが
数十年前に一度サギに引っ掛かったことが
後悔として心に残っている人は
「二束三文にしかならない土地がある程度の価格で売れ、
自分から手放すことが出来るのであれば、それだけで十分」
と考える傾向があるようです。

こうして、
開発などされることもない土地の測量費用が
またもやダマし取られ、
業者とも連絡が取れなくなるのです。

この手の話が
沖縄でも横行しているようですので
原野商法で買わされた土地を所有している地主さんたちは
どうぞお気をつけ下さい。