早ければ東京でも
桜の開花宣言だそうですね。
さて、そんな美しい自然の情緒が
堪能できる日本の中でも
沖縄の自然は格段に美しいと言われます。
とくに
珊瑚礁のリーフに囲まれた海岸線や
ヤンバルの緑や青い空など
県外にはない美しい自然が沖縄にはあります。
その美しい自然は
人工的に作られたものでは無く
やはり昔からある手付かずのものを
大切に守ってきたから存在するものです。
しかし美しい自然があるところには
それを利用してお金儲けをしようとする輩が集まるもので
沖縄の場合も、それらを観光資源として
観光施設や宿泊施設が沢山出来ています。
それはそれで
いた仕方が無いことではありますが
自然と開発のバランスが崩れないよう
通常は役所が規制を行うものです。
しかしながら、近年の沖縄は
空前のリゾートホテルブームが続いており
自然と開発のバランスも崩れつつありますが
その背景にあるのは、お役所の妥協です。
これまでも、通常であれば、
県や市町村の規制により
ホテルは建てられない場所なのに
地元の大手企業から圧力が掛かると
いとも簡単に大型高級ホテルが出来上がります。(笑)
また、直近では
沖縄のとある離島の有名観光スポットで
高級リゾートホテルの開発計画にあたり
不動産開発業者からの働きかけにより
景観を守るためにある建築物の規制を
お役所さまが緩和する方針のようです。
まぁ、
有名な高級リゾートホテルが誘致できれば
さらに観光客も呼び込めますし、
地元としても雇用や固定資産税等の増収が見込めます。
ですので
規制を曲げてでも
誘致を成功させたいものです。
そもそも、お役所の規制によっては
強制力や罰則の無いものもありますからね。(苦笑)
こういった背景のもと
手付かずの自然を守って行くことよりも
役所が開発業者の圧力に屈し
開発の方が優先されていくのです。
こういう所業にいったん味を占めると
それ以降も、開発業者側は
それなりの飛び道具を準備して臨むものです。。