沖縄の不動産売買専門情報サイト|中古マンション|中古住宅|売土地|外人住宅|軍用地|収益物件|居抜き物件

沖縄不動産の売買情報

沖縄不動産の売買無料査定依頼

株式会社沖縄ネット不動産
9:00~18:00(定休日:日曜日・祝祭日)

不動産を所有する心構えは、覚悟とお互い様と逃げ足の早さ

早くも半袖のかりゆしウェアを着た人が
出没しはじめている沖縄です。

さて、
華の都の大東京の豊洲市場周辺で
タワマン計画をめぐり
水面下で争いが勃発しているそうですね。

争いごとの内容は
豊洲に住んでいる住民が
新たに出来るタワマンの計画に
眺望が悪くなることを懸念し
中には建設の反対運動を募っている人たちもいるようです。


それは地元の人たちにとっては深刻な問題ですね

ちなみに
タワマンの計画に反対している人の中には
周辺の既存のタワマンに住んでいる人たちも
いるようです。

この人たちの言い分は


眺望の良さを気に入ってタワマンを購入したのに
新しいタワマンが建つとせっかくの眺望が悪くなる・・・

というものです。

反対運動を画策している既存のタワマンの住人たちも
自分たちが住むタワマンが建ったことによって
陽当りが悪くなったり、眺望が悪くなった地元の住民もいますが
そのことはもうすっかりお忘れになっているようです。(笑)

今回、新たなタワマン建設が予定されている豊洲の土地は
元々は東京ガスの工場があった場所です。

現在、豊洲市場がある場所も
やはり東京ガスの工場跡地で
過去には土壌汚染の処理に膨大な費用が掛かったのが
ニュースにもなった土地です。

ですので
元々からの地主である東京ガスが
自らどんなタワマンを建てようと
またはマンション業者に土地を売却しようと
法律に反しなければ全く問題の無いことです。

また、東京では
豊洲地域に限らず
タワマンはあちこちに乱立していますので
既存のタワマンの眺望が変ってしまうのは
やむを得ないものです。

ここ沖縄でも
過去にタワマンが建設された際に
陽当りや景観を阻害されるとして
周辺住民による反対運動がおこり
建築確認の取消を求めた訴訟が起きたこともあります。

また、沖縄でも
海が見える眺望がある不動産は
資産価値にとって大きなプラスとなりますが
新たな建物の建設によって
それらが失われたという不動産は
ゴマンとあります。

中には
自らが過去に分譲したマンションの隣の敷地を地上げし
そこに新たにマンションを建てたために
既存のマンションの住民から
猛反発を食らった分譲会社もあります。(笑)

このように不動産は、
眺望が良かったり陽当りが良いものを
手に入れることが出来たとしても
それが永久に保証されることはほぼ無いものです。

今は周りが空地だらけでも
そこに建物が建つ可能性もあります。

それらの土地が
仮に建築確認が下りない土地であっても
最近はトレーラーハウスやグランピングなど
建築確認がなくても設置が可能な建物もありますので
それらにより景観が変ることあります。

また、景観は変らなくても
変った人が隣人となるリスクは
どこでも付きまとうものです。

ですので
不動産を取得すると言うことは
それらのリスクが付きものであるということを予め覚悟しておき、
日頃から「お互い様」くらいの気持ちでいた方が
気が楽なものです。

その上で、
それらのリスクが耐えられない方々の中には
予兆が感じられた際には
サッサと売り抜けされる人もいらっしゃいます。