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不動産選びは普通な管理会社との運命の出会い

今日はやや肌寒い沖縄ですが
これがそのまま日本列島に向かっていくようです。

さて
年度末のこの時期は
転勤や進学に伴い
引越しも多くなります。

そういう背景から
この時期は「間違えないお部屋選び」
といった類の記事をよく目にするものです。

それらの多くには
「お部屋選びの大前提は不動産屋を間違えないこと」
と言う結論も多いものです。(笑)

それはそれで間違えではありませんが
不動産業者の立場からすると
間違えてはいけないのは「不動産屋」ではなくて
どちらかと言うと「管理会社」ではないかと思います。

例えば、賃貸物件の場合
実際に住んでいると
建物や設備の不具合は発生することがあります。

このときに
賃貸契約を締結した不動産屋と
管理会社が同じであれば
入居後の不具合等も
その不動産屋が対応することになります。

しかし、世の中には
不動産屋は賃貸契約の締結だけで
入居後の不具合等は
別の管理会社が対応している物件も少なくありません。

この場合、
不動産屋に不具合の対応を依頼しても
「管理会社に連絡して下さい。」
と言われることになります。

そして、
多くの管理会社は不具合等にスムースに対応してくれ、
そのうちに解決・解消しますが
中には、雑な対応をされたり
ちゃんと対応してくれない場合があるものです。

これらの対応が不満に感じる元となったり
トラブルに発展する原因となる場合がほとんどです。

まぁ、管理会社の立場からすると
名前上は「管理をする会社」であっても
彼らからすると管理の手間が掛からないのが
利益の多い物件なのです。

ですので、
設備等の不具合が無い物件の方が望ましく
逆に不具合が発生する物件は
手間の掛かる望ましくない物件なのです。

さらに不具合等の対応に際し
入居者から「対応が悪い」等のクレームをつけられるのは
さらに面倒臭い物件なのです。(苦笑)


不具合等への対応があるから
管理会社の存在意義があるんじゃないんですか?あはっ

ひと昔前までは
その発想で間違えありませんでした。

しかしながら
人手不足や人件費高騰の言われる現在においては
管理会社の経営上の観点からすると、
手間の掛からない物件が優良物件で
手間の掛かる物件はお荷物物件
という評価にもなるものです。

それらの背景から
管理会社が不具合の対応にネガティブになるのも
自然の心理なのです。

そのネガティブな心理を抑えて
スムースに対応してくれる管理会社は
現在では当たり前のことでは無く
実は素晴らしいことなのです。

かといって物件を探す際に
管理会社の素性までを把握することは
なかなか難しいものですので
そういう管理会社にであったらラッキーくらいに思うのが
気が楽なものです。(笑)