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株式会社沖縄ネット不動産
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実家などの不動産を手放したくない人に出来る空家対策

今週は梅雨らしく
雨模様が続きそうな沖縄です。

さて、先日
【空家対策法の改正】のウラ事情について
本ブログでご紹介したところ
沖縄の住宅・アパート・建築会社さんが
ご自分たちのビジネスの将来性を
喜んでいらっしゃいました。(笑)

大義名分だらけの【改正・空家対策法】のウラ事情

その一方で
マスコミ報道等で
空家対策法の改正を知った一般の方々の中には
これらと反応の違う人もいらっしゃいます。

とくに、一般の方々の中には
現実的に空家の扱いを懸念している方も
いらっしゃいます。

例えば
進学や就職を機に地元を離れ
別のエリアで家族とともに生活しており
生まれ育った実家が既に空家状態となっている人

また、
現在は親御さんが住んでいるが
同様に今後自分たちがそこに移り住む予定はなく
今後近い将来に空家となりそうな人
等です。

こういう方々にとって
「空家問題」や「空家対策」等の報道を見る度に
真面目な人ほど、それらが気になるものです。

そして
「空家問題」でとかく言われる
空家となっている敷地内の雑草等の伐採」や
空家となっている建物の安全面や防犯面の対策」等を
何とかしなければと思い続けていらっしゃいます。

それが、そこに来て、
今回の【空家対策法の改正】により
「管理不全な空家の固定資産税の軽減措置の廃止」により
固定資産税が実質的に6倍となることが決定し、
「いよいよ空家を何とかしなきゃ」と
問題がより身近なものになりつつあります。

先日、当社のお客様から
やはり空家となっているご実家の扱いについて
相談が有りました。

そのお客様もそうですが
自分たちが生まれ育った実家を手放したくない
と思う人は少なくないものです。

そして
せめて自分たちが健康なうちは実家は残しておきたい
と思う人もいらっしゃいます。

そういう方々には、月並みではありますが
引き続き、出来る範囲で実家の維持・管理を行ないましょう
とお伝えしております。

また、それと合わせて
実家の近隣の方々との良好な関係の維持と
連絡先等のやりとりを維持するよう
アドバイスさせて頂いております。

「空家問題」で
早急な対策を求められるキッカケとなるのは
ほとんどが近隣から役所へのクレーム・通報です。

また、
先程の【空家対策法の改正】により
固定資産税が約6倍になるのも
役所が自動的に行なうものではなく、
最初は、やはり近隣からのクレームや通報が
キッカケとなるものです。

役所が近隣からのクレームや通報を受けた後も
それらへの対応が不十分とみなされると
最終的に固定資産税の軽減の打ち切り
という措置となるものです。

ですので
まずは近隣から役所へクレーム等が行かないよう
近隣との関係を維持していきましょう。

また、
仮に何らかの苦情が発生した時も
近隣と連絡が取れるようにしておけば
いきなり役所へクレームが行くことはないでしょう。

ちなみに
近隣との連絡先の維持については
年賀状の発送や
お盆やお中元・お歳暮のご挨拶等が考えられます。


そこまでしなきゃダメですか?

 

と負担に思う方は
空家問題がより現実的になる可能性があります。