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沖縄の人口の増減に一喜一憂する人・しない人

全国そろっての梅雨明けおめでとうございます。
熱い夏を一緒に乗り切りましょう。

さて、本日、
総務省より今年の1月1日時点の
住民台帳における人口の公表がありました。

ちなみに
「住民台帳における」とは
住民票を登録している人という定義となります。

それによると
ここ沖縄県は
日本復帰後はじめて
人口減少に転じたそうです。前年比マイナス約3,300人

これまで唯一の優等生であった沖縄が
減少に転じたことによって
これで日本の全ての都道府県が
そろって減少したことになりました。

沖縄は
毎年の路線価や地価でも
常に上昇し続けており
このような全国データの公表には
一喜一憂する人も多いものです。(笑)

そんな中、
今回「沖縄の人口が減少に転じた」と公表されても
正直、あまりピンと来ない人も多いものです。

なぜならば
沖縄はどこに行っても活況だからです。

これは観光客に限った話では無く
沖縄では那覇市などの中心街はもちろん、
離島に行っても、常にどこかで
公共工事やリゾート関連の工事が行なわれており
そこでは多くの人が働いています。

その中には
地元の人もいれば
昨今の人手不足から
県外や海外からの労働者もたくさんいます。

そうすると
彼らが寝泊まりするホテル等も繁盛しますし
日常生活に必要な周りのお店も自ずと繁盛します。

また、職業がら
夜のお店も繁盛します。(笑)

これらの県外や海外の人たちは
基本的には沖縄への住民票の登録をしていません。

すなわち、沖縄では
仮に人口が減少したとしても
住民登録していない人が周りに沢山おり
まちが活性化しているため
「人口が減少している」という感覚があまりないのです。

これは
東京の周辺の県に住む人(周辺の県に住民票を持つ人)たちが
東京へ労働人口として流入していることによって
東京が活況であるのと似たような現象です。

沖縄は周りを海で囲まれた島国ですが
その中の小さな離島でさえも
公共工事等で人口の流入があるため
島の住民の人口が減少していても活況なのです。

もう一歩踏み込んで言うと
その公共工事やリゾート関連の工事は
どちらかというと県外の観光客向けの工事ですので
沖縄の人口が減少したとしても
今後それらの工事がダイレクトに減少する訳ではないのです。

ということで
沖縄の地価の公表と同様に
沖縄の人口の増減に一喜一憂するのは
あまり意味の無いことなのです。モチベーションにはなるけどね

ちなみに、沖縄の人口に関連したことでは
先日、沖縄のとある離島で
「自衛隊にお勤めの方々は
島の人口に含めないで欲しい」と記事に書いて
叩かれた人もいらっしゃいました。(笑)

また、沖縄には
住民票を移していないナイチャーもたくさんいますし
選挙の時期には他県から移ってくるナイチャーが増える
というウワサがまことしやかにあるものです。(笑)