不動産に「流行る・流行らない」は関係無い

画像は沖縄県の「マリンタウンMICE基本計画」より

週明けには温かい日差しが戻ってくる気配の沖縄です。

さて、
少しお堅い話になりますが
公共事業は民間の景気が悪いときに
それらのテコ入れとして
税金が投入されるのが経済の基本です。

しかしながら
沖縄の場合は、
民間事業が好調な中でも
平行して膨大な公共投資がされ続けている
ツインターボ状態が長らく続いています。ツインカムじゃないところが味噌

それが現在の沖縄バブルの要因の一つでもあります。

そんな沖縄で
大規模なMICEの建設が計画されています。

MICEってあのKーPOPのグループですか？あはっ

スルーしておきましょう。（笑）それはTWICE

MICEとは
簡単に言うと
会議や展示会を行なう施設で
幕張メッセや東京ビッグサイトなどがそれにあたります。

じゃあ、沖縄には宜野湾に既にコンベンションセンターが
あるじゃないですか アムロちゃんの聖地だし

既存のコンベンションセンターは規模がアレなので
今回はその約40倍以上の規模のMICEをつくる計画です。

計画では新しいMICEは
5年後の2029年に完成予定ですが
その頃には、日本はもちろん
沖縄も人口減少に転じています。

またリモートやメタバースが言われている時代ですので
「そんなリアル系の施設をつくっても稼働しないのでは？」とか
「大規模なハコ物ばかり建てると将来の維持管理の負担が大きくなるのでは？」
などの否定的な意見も出ているようです。

まぁ、物事を行なう時に
賛成と反対の両方の意見があるのは
世の常ですので、そのあたりの下世話な話は
いわゆる専門家や評論家にお任せしておきます。（笑）

それよりも
ジェンダーや多様化等の理由から
「ミス沖縄」を廃止した沖縄ですので
5年後の沖縄MICE完成の頃には
展示会等のコンパニオンも
ホスト系のメンズに変わっているのではないか
それが心配です。（笑）悪質ホストの転職先か・・・

ちなみに
不動産の観点から言うと
今回のMICEのような大規模の施設が出来るときは
完成後の稼働率や将来の維持管理など
あまり関係ありません。

それよりも、
大規模施設の整備に伴い
道路をはじめとしたインフラや
施設の利用者向けのコンビニや飲食店や
商業施設やホテル等が整備されるため
それに伴いその地域の利便性が向上します。

それによって
そのエリアで取引される不動産の価値や価格が
上昇することになります。

また、今回のMICE計画では
沖縄県も東海岸地域の振興もたくらんでいますので
それも今後の不動産の動向に影響します。

不動産屋はそれしか興味はありません。（笑）

同様に、2025年に完成予定の
ヤンバルのテーマパーク「シャングリア」についても
巷では「流行る・流行らない」などのディベートが展開されていますが
不動産業界の方々は、それにはあまり関心がなく
取引きされる不動産の数の増加や、
価格の上昇にしか興味はないものです。（笑）