あっという間の1ヶ月でしたね。
さて、以前、当ブログにて
長崎での「通せんぼ事件」について
書いたことがあります。
民間業者が行なったミニ開発の
エリア内の道路を取得した不動産管理業者が
通行料等を求めて道路の入口にバリケードをして通せんぼをしたため、
地元住民が車の乗り入れが出来ずモメていたという話です。
業者の言い分としては
道路の維持管理にはお金が掛かるし、
それが原因で何か事故が起きても責任が取れない
という、もっともらしいものでした。(笑)
困った地元住民は
行政に泣き付きますが
そんなことで解決する話ではありません。
業者は、表向きは
解決の意思表示として
道路の買い取りを提案しますが
当然、法外な価格です。(笑)
そのうちマスコミ等にも取上げられ
話が大きくなると
解決金が吊り上がるという
業者の目論見通りです。(苦笑)
そんなこんなで
モメていた話ですが、先日、
裁判所の仲裁により決着したようです。
地元の自治会が
不動産管理業者から道路部分を買取ることになりました。
買取の金額は公表されていませんが
話の主導権は業者側が握っていますので
おそらく業者側も満足がいく金額だと思われます。(笑)
この手の話は、
全国でも似たような話はあります。
沖縄でもそうですが、モメ事は
話が長引くほどお金になるものです。(苦笑)
今回の長崎での話も
地元住民の当事者の方々の苦労は
計り知れないものがありますが、
その一方で、全国でのトラブルの発端となっている方々にとっては
「モメ事はお金で解決するしかない」という
格好の事例にもなっています。。