マスコミには触れて欲しくない沖縄の不動産事情。

「沖縄から全国に春を告げる」女子ゴルフの開幕戦が
昨日から沖縄で始まっています。
しかしながら、ここ数年、
この時期の沖縄は天候もアレで関係者の方々には気の毒です。

さて、先日、
不動産の同業者の経営者さんたちと
情報交換をする機会がありました。

皆さん、
沖縄の不動産業界では老舗の部類で
おそらく社長がしばらく居なくても
会社はちゃんと回るくらい安定していらっしゃいます。（笑）

沖縄の不動産市場は活況ということもあり
同業者さんの話を聞いていても
みなさん景気の良い話が飛び交っています。

例えば、
ある不動産屋は
自社で新築のアパートを1棟建てたが
ここのところの建築費の高騰で
家賃が高めの設定となってしまい
空室を心配していたそうです。

しかし、間もなく
自衛隊が丸々1棟借り上げしてくれて
晴れて満室になったそうです。

自衛隊は国が家賃を払ってくれるため
滞納のリスクも無く、これから先も見えて安心だ
と話していらっしゃいました。

別の不動産屋は
お客さんから経済的な事情等で「軍用地を売却して現金化したい」
という相談があると、どんどん自社で買取っているそうです。

そのおかげで
軍用地の資産が増えており
これから先が楽しみだとおっしゃっていました。

また、別の会社は
外人住宅や外人向けのアパートを複数所有しているそうですが
米軍が事件や事故をおこす度に
米軍の基地外での居住が禁止となり
自社の物件の退去や空室が心配されるが
間もなくするとその制限もウヤムヤになるので助かっていると
おっしゃっていました。

みなさん、ホクホク顔でした。

また、今後は、今年の6月に投票のある
沖縄県の県議会の選挙の動向も楽しみにしていらっしゃいました。

沖縄は、
風が吹けば不動産屋も儲かるものです（笑）。

この手の話は
以前は沖縄の内輪だけのことでした。

しかし、沖縄の不動産屋が
県外の裕福層にもセッセと不動産を売ったおかげで
最近は県外でもホクホク顔の人が増えています。（笑）