今日は久しぶりに夏日となる沖縄です。
さて、以前、
沖縄の火災保険料が爆上げするという記事を書きましたが、
その続報です。
近年続発している
台風・洪水・土砂崩れなどの自然災害への保険金支払の増加に伴い
損保会社の経営が圧迫されています。
そのため、損保会社各社が
今後も安定して保険金が支払えるよう
火災保険料の値上げが予定されているという話しでした。
値上げの時期は、未だ確定はしていませんが
当初は「2022年1月から」という情報がありましたが
最新の情報では「2022年10月1日以降に契約が始まるもの」
となる予定です。
なお、火災保険の
最長契約期間の「10年→5年」への見直しも
2022年10月からの見通しとなっています。
契約期間の見直しについては
これまでは長期間で契約することによって
保険料の割引きが大きかったことと
既に契約済の期間中は
値上げが反映されませんでした。
これらが改定されることによって
損保会社のリスクが軽減され
実質的には火災保険の値上げとなります。
ちなみに、沖縄では
築10年以上の木造住宅の火災保険で
約37%の値上げが予定されています。
つまり、
新築購入後、築10年を迎える契約更新時や
築10年以上の中古の木造住宅を購入する際には
火災保険料が割高になるというものです。
火災保険料の値上げは、購入する側だけでなく
収益物件として賃貸しているオーナーさんに対しても同様で
不動産の保有に伴う経費が増えることになります。
幸い、今年は沖縄本島を直撃する
大きな台風や自然災害はありませんでしたが
来年はどうなるかは分かりません。
現在、沖縄の海岸線で様々な被害が出ている軽石の問題のように
自然の絡む事象はいつ何か起こるか
予想が難しいものです。