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沖縄の火災保険料の爆上げ

朝から雨に見舞われ
梅雨明けまでもう少し掛りそうな沖縄です。

さて、
不動産の売買に関連する保険で代表的なものとして
【団体信用生命保険】と【火災保険】が挙げられます。

目次

【団体信用生命保険とは】

団体信用生命保険は、
住宅ローンを利用する際に加入する生命保険で
一般的には「団信」と略して呼ばれています。

生命保険ですので
もしローンの返済期間中に契約者が死亡した場合は
生命保険料がローンの残高に充当され
ローンがチャラになるという魔法のような保険です。。

そして、
ローンの返済が完了した住宅が
遺族に遺産として残されることになるため
家族にも喜ばれる保険です。(笑)

ただし、団信は生命保険ですので
加入時に健康状態に問題がある人は
加入することが出来ません。

団信自体は任意保険ですので
健康状態に問題が無い人でも
加入しないでローンを組むことは可能です。

ですが、
団信に加入していなかった場合、
もしローンの返済期間中に契約者が亡くなると
残ったローンは遺族が返済しなければならなくなりますので
遺族にとっても大きな負担となります。

これらのことから
団信はほとんどの人が加入しているのが実情です。

私たちが日頃から健康であることは
自分のためだけでなく、家族にもかかわる重要なことであると
あらためて認識するものです。

【火災保険】

火災保険は、
購入した不動産で、もし火災があった際に
それに伴う損害を補償するための損害保険になります。

そして損害を補償してくれるのは火災だけではなく
例えば、台風などの強風によりガラスが破損した場合や
エアコンの室外機が飛ばされた等の「風災」も補償します。

また、オプションにはなりますが
洪水や高潮による浸水や土砂崩れによって
建物や家財が被害を受けた「水災」の補償や
地震による被害を補償する「地震保険」等もあります。

その他にも、保険会社によっては
盗難・ガス爆発・第三者へのケガ等を補償する保険もあります。

【火災保険料の値上げ】

近年、日本では
洪水や土砂崩れ等の自然災害による被害が多発しています。

そのたびに、
保険会社は損害を補償していますが
その保険料は、2018年と2019年は2年連続で1兆円を超えています。
(地震保険を除く)

昨年の支払保険料は約2,500億円でしたが
近年の自然災害の発生状況からすると
今後も多額の保険料の支払が続くことが予想されます。

それにより、今後も
損害保険会社の経営の圧迫が予想されるため、
来年、火災保険料の大幅な値上げが予定されているそうです。

yahooニュース ⇒ https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae74f1bcc8a5a4e86ffd2d3f43d1ed14038b118?page=1

また、既に契約済の火災保険にも
保険料の改定をより反映しやすくするため
これまで最長10年間だった契約期間を
5年へと変更されます。

沖縄の火災保険の爆上げ

火災保険は建物の構造によって
保険料が異なります。

木造と鉄筋コンクリート造(RC造)とを比較すると
RC造の建物の方が燃えにくく強固ですので
保険料は木造の方が高くなります。

今回の保険料の値上げについては
沖縄の木造では約36%の値上げが想定されています。

木造はRC造と比較して
建築費が安いと言うこともあり
ここ数年、沖縄でも木造の建物が急増しています。

今回の火災保険の値上げは
爆増する沖縄の木造住宅にも
影響を及ぼすことになります。