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不動産の個人間売買と不動産ブローカーの共通点

相変らず良い方向にハズれることの多い
沖縄の天気予想です。沖縄の気象台はネガティブ思考?

本日のタイトルの
「不動産の個人間売買」ついては
これまでも何度か触れていますが
近年のSNSの台頭により
不動産の個人間売買の広告を
目にする機会が増えているため
再度話題に取上げますね。

不動産の個人間売買の広告は太古の昔からありますが
沖縄の場合は地元新聞の広告欄に
かつてから掲載されて来ました。

ちなみに
沖縄の地方新聞で
不動産広告が長らく生存している理由の一つが
「軍用地」の存在と言われています。沖縄の魔法の不動産

経済的に困った人が
親から相続した軍用地の個人での売却を
地元の新聞広告に掲載したところ
問合せが殺到し、間もなく買手が見つかったという成功事例が
現在でも広告が続いている背景にあると言われています。新聞屋さんにとっても広告費の安定収入源

そして
「軍用地で上手く行くんだったら
他の不動産の個人間売買もきっと上手く行くだろう!」
という発想から、地元新聞の広告欄に
不動産の売却情報が掲載されることがあります。2匹目のイラブチャー狙い

また、最近は
先程書いたように
インスタやTikTok等のSNSを使って
個人の人が不動産の売却情報を
広告しているケースも見かけます。

また、ジモティなどの
ローカルな売買サイトに
不動産の売却情報を掲載しているケースもあります。

不動産の個人間での売買は
1回ポッキリであれば法律上も問題はありません。

しかしながら
複数の不動産を繰り返し販売しようとする行為は
宅建業法違反になります。無免許営業

例えば、
個人が所有する土地を、
その方が売りやすいからといって
わざわざ2つに分筆して
それぞれ別々に売却するのは違反行為に該当しまず。過去にはタイホの事例もあります

この不動産の個人間売買は
単に「違反行為だからダメ」というものではなく
やはり禁止されるなりの理由があります。

不動産を個人間で売買する際
売主側は得てして、
自分にとって都合の良いことしか
話をしないものです。不動産屋の仲介手数料をケチるくらいだから、少しでも高く売りたいし

それも不動産屋と違って
広告表現に規制がありませんので
とにかく美辞麗句を書き並べる傾向があります。最近はAIが書いてくれるし

そのため、自分の不動産に
わざわざデメリットを書くケースは少ないものです。

こうして、
不動産業者が介在する取引は
売主と買主の両方のバランスや
公平性が意識されるケースが多いのに対し
不動産の個人間売買は売主側の一方的な圧が強くなり
その結果、デメリット等の情報が買主に伝えられないというケースも
多くなる傾向にあります。

最近は
不動産の価格が高い中でも
市場は相変らず活況ですので
不動産の売買に介在し
報酬を得ようとする不動産ブローカーの人気も
また再燃しつつあります。

しかしながら
不動産業者と不動産ブローカーとの圧倒的な違いは
不動産や法律に関する専門知識を背景とした
考察が出来るかどうかです。

世の中には
そうでない不動産屋もたくさんありますけどね。(笑)