不動産は所有者の心を映す映像だからこそ、何とかそれを利用しましょう

遙か南にいる台風のタマゴからの影響で
情緒不安定な天気の続く沖縄です。

さて、
不動産の仕事では
色々な物件や現場に遭遇します。

中でも、
美しい海や空の景色が一望できるような物件は
県外ではいくらお金を払っても手に入れることが出来ない
沖縄ならではの価値があります。

そのため、沖縄では
材料費や人件費等の物理的な製造コストを遙かに超える金額で
不動産が売買されるという
マカ不思議な現象がタマに見られます。

また、
そのような不動産は
芸能人も憧れる傾向がありますので
そのような不動産を通して
著名な方々とお会いする機会もあるのが
沖縄の不動産の特徴の一つでもあります。

しかし、その一方で
不動産は人々が生活をする場でもありますので
沖縄にも生活感丸出しのリアルな不動産は
ゴマンとあります。

とくに売主さんが
居住中や使用中の不動産は
キッチン・洗面・浴室・トイレの水廻りを中心に
どうしても使用感が出てしまうものです。

また、これまでで
一番厳しかったのは
内覧したお客さんが「背筋が寒くなった」と
感想をおっしゃるような荒れた物件もありました。

不動産は
そこに住んでいたり
使用している人の心境が表れるとよく言われます。

人間、「これだけが片付いたら」という悩みは
どこにでも誰にでもあるものです。

しかし、大半の人は
その悩みを抱えながらも
平穏無事な生活を営む努力を日々しています。

不動産はその拠点となる場所でもあるため
日々の心理状況が表れやすいと言われます。

先程のような荒れた物件は
得てして建物の所有者の心境も荒れているものです。

経済的に厳しくなり
競売にかかるような不動産も
室内がかなり荒れているケースはよくあります。

であれば
それを逆に生かして
室内を徹底的に片付けてみてはどうでしょうか。

何をする気も起こらないのが当然の心理ですが
そこを一歩踏み出して
不要物の処分から始めましょう。

金銭的に余裕があれば
廃品回収の業者さんに依頼するのが楽ではありますが
量によっては○十万円の見積りになることもあるため
自治体の燃えるゴミ・燃えないゴミでの回収や
有料での粗大ゴミの回収を利用しましょう。

実際、当社のお客様の中には
約1ヶ月間かかって
ほぼゴミ屋敷状態を
片付けた人もいらっしゃいます。

仮に既存の建物を解体して売却する場合も
室内の生活ゴミや粗大ゴミの処分は
やはり○十万円の別料金となります。

不動産を
少しでも早く高く売却したいのであれば
自分の心理にあらがってでも
あえて片付けを心掛けましょう。何とかしてその一歩を踏み出しましょう