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どっちにしたら良いか分からないときは、どっちを選んでも上手くいくもの

どっちにしたら良いか分からないときは、どっちを選んでも上手くいくもの

おはようございます。

台風が左右のどちらを通過するかで
こうも被害が異なるものかを
あらためて教えてくれた台風9号と10号です。

さて、
不動産の売買は
高額なお金が動く取引ですので
その判断には色々と悩むものです。

先日、
収益不動産を所有するオーナー様から
ご相談がありました。

新型コロナウィルスの経済に与える影響が
長引くことが予想される中
所有する不動産を
今後どのようにしたら良いか
迷っているとのことでした。

具体的には
「賃貸としたまま所有し続けた方が良いのか
それとも一旦売却して現金化した方が良いのか」
というものです。

確かに新型コロナウィルスは
気温が下がり体温による免疫力が下がる冬場に
第三波がくると予想されていますし
来年も感染の波は続くとも言われています。

そうすると
落ち込んでいる経済の回復には
時間が掛かることでしょう。

そう考えると
一旦不動産を現金化して
精神的なゆとりを持っておくことも
一つの方法です。

その一方で
現在、経済的に困っている状況でなければ
そのまま賃貸で保有し続け、
次のチャンスに高値で売却したり、
また買い増しすることが
利益を大きくすることにもなります。

これについては
それぞれの状況や事情や
その時の世の中の情勢等で変わってきますので
100点満点の答えは無いものです。

例えば、
降水確率50%の天気予報の中
徒歩で外出するときに
念のため折畳みカサを持っていくのか
それとも持っていかないか迷うようなものです。

これもどちらが正しいという
選択肢はないものです。

もし大雨が降ってしまったとき
カサを持っていた方は
特段慌てることもなく
雨にも濡れずに済みます。

しかしながら
カサを持たなかった人も
雨が降り出したときに
近くのお店でビニールカサを購入すれば
雨に濡れずに済みます。

一方、
雨が降らなかった場合は
カサを持たなかった方は
そのぶんだけ荷物が少なく快適でしょうが
雲行きが悪くなれば天気のことが気になるでしょう。

折畳みカサを持ち歩いていた方は
天気のことは気になりませんが
荷物が多く・重くなります。

先程のオーナーさんからのご相談も
うかがった情報や背景をもとに
「こうした方が良いと思います」と
客観的なアドバイスはいたしますが
それは現時点での【ベター】な回答であり
【ベスト】ではありません。「ベストな回答」だと言い切る不動産屋も多いですが

どっちにしたら良いか分からないときは
どっちを選んでも上手く行くものです。

大切なのは
「どっちにしたら良いか迷ったこと」と
その判断のもとに
「次のステージに進んだこと」です。