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不動産のクギは抜けやすいもの

週末は日焼けしそうなくらい
良い天気の沖縄でした。

さて、不動産業界には
「クギはしっかり打ち込め」という掟があります。

木造の住宅で
木材と木材を繋ぐ方法は
基本的にクギと金具です。接着剤もあるけどね

今でこそお隣りの大国さんのことを「手抜き工事だ」と笑っていますが
つい最近まで、日本の住宅現場でも、
必要な金具が無いなどの手抜き工事はよくある話でした。(苦笑)

一方、クギについても
施工する際にしっかり打ち込んでおかないと
台風などの強風による揺れや日々の生活における振動等で
クギが少しずつ抜け上がっていくことがあります。

これらは建物が完成すると壁の中に隠れてしまうため
住んでいる人には気が付かないという怖さがあります。

住宅などの建築は「大手が安心」と言いますが
大手だから必ずしも安心とは限りません。

日本の社会構造においては
建築の現場で実際に作業をするのは
大手であっても中小であっても
どちらも下請けの大工さんです。

場合によっては
大手の建築会社が使っている大工さんと
中小の工務店が下請けとして使っている大工さんが同じということもあります。

大手の住宅会社だから
その会社の社員が自らトンカチしている
という訳ではありません。

話は変わりますが
不動産の売買は高額なお金が動きますので
どうしても欲が絡んでくるものです。

「沖縄は不動産バブルだ」と聞けば
「自分の不動産も高く売れるはず」と思うものです。

ですので
不動産を売却する際に
ようやく買い手が見つかったのに


そんなに安く売るのはもったいないさ~

 

という他人の無責任な発言に欲が出てしまい


やっぱりこの金額で売るのは止めます

 

とせっかくの買主を断る売主さんもいらっしゃいます。

また、


ウチだったら、もっと高く買ってくれるお客さんがいますよ~

 

とチャチャを入れる不動産業者もいます。(笑)

どちらも、その後、半年が経っても
新たな買主がいっこうに見つからないということもよくあるものです。(苦笑)

一方、買い手側の方も
購入の申込みを行い、いざ契約となると
「この物件で本当に大丈夫だろか。」とか
「ローンをちゃんと支払っていけるだろうか」と不安になるものです。

このように心変わりしやすいのが不動産の売買ですので
売主さん・買主さんがヘンな欲を出さないようクギを差しますが
それでさえも心変わりする人はいらっしゃるものです。(苦笑)

ですので、そんな雰囲気があるときには
売買の相手側には「売主さん(買主さん)に心変わりがあるかも知れません」と
打診させて頂くこともあります。

不動産のクギは
手抜き工事に限らず
抜けやすいものなのです。