週末の梅雨明けが
現実味を増してきた沖縄です。
さて、先日
自衛隊の訓練中に
候補生から教官らが撃たれるという
痛ましい事件がありました。
現在、事件の経緯等について
捜査が進められており
その過程においては
訓練の管理体制に不備がなかったか等についても
あらためて確認されているようですが
本人が本気で殺意を持った行動をしたら
止めようがないものだと思います。
例えば
車の教習所でも
「教習所でハンドルを握る人に
事故を起こそうと思っている人はいない」
という大前提に立って教習を実施していますから
仮にその中に、わざと事故を起こそうと思っている人がいたら
それは止めようが無いのと同じです、
仮に
相手の感情の突然の変化のサインを
教官が気付くことが出来たとしても
そこまでの奇行を起こすとは想像していないので
やはり止めようが無いでしょう。
そんな普段は沈着冷静な人間が
豹変する世界とは違い
不動産業界は、常に気性の荒い方々が
集まっている業界の一つと言われています。(笑)
不動産業界と同様に
気性が荒い業界には建設業や
漁業の漁師さんがあります。(笑)
今でこそ少なくなっていますが
不動産業界も、ひと昔前は、
口より先に灰皿が飛んできた世界と言われています。(笑)
ですので、
社内であろうと取引先であろうと
相手にとって都合の悪い話をしに行くときは
「机の上の灰皿を真っ先に隠すことが大切」
とも言われていました。(苦笑)
また、
不動産業界は
建設業を兼ねているところもありますので
従業員も取引先の業者さんも
気性の荒い人が多いものです。(笑)
ですので
不動産業や建設業を経営するにあたっては
経営力うんぬんよりも、
それらを方々を統率する力の方が
重要だとも言われています。(苦笑)
とくに
不動産業も建設業も
オーナーの都合やその日の天候等で
現場のスケジュールが急に変更となるのも
日常茶飯事です。
しかしながら、それに伴い
「スケジュールが変ると作業者の手配が出来ない」とか
「見積が変更となる」等の業者さんの事情を
いちいち聞いていては現場もまとまらないものです。
ましてや
現場でのミスや事故や労災等による
工期の変更なんか受入れられるハズもありません。
従業員や業者さんに
文句の一つも言わせずに
無理矢理に対応させるのも
経営者の重要な能力なのです。(苦笑)
こういうことが
毎日続く訳ですので
その手の不動産業者の経営者は
気を休めることが
なかなか出来ないものです。
従業員や取引先に
後ろから襲撃されることの無いよう
圧倒的な力で押さえつけない限り
安心して夜道も歩けないものです。(笑)
逆の言い方をすると
安心して夜道を歩いている経営者は
その手の力に長けているということです。(苦笑)
長引く物価高や人件費の高騰もあり
不動産業界も人手不足が続いていますが
それらを統率できる能力を持った経営者も
不足していると言われています。
世の中、
働きやすくなったのかどうなのか
分からないものです。。