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沖縄の不動産に宿るという不思議な魔法。

リモートワークが定着している企業では
「仕事始め」と言われても
いまいちピンと来ない、そんな時代です。(苦笑)

さて、
不動産には「不思議な力」が働くと
よく言われます。

少し意味合いは違いますが、ちまたでは
「ご縁」等とも言われることもあります。

例えば、
ご縁のある不動産については
難しいパズルのピースが
すんなり揃ってしまうような感覚で
トントン拍子で売買が行われたりします。

また、不思議な力の一つとして
不動産には魔法が存在するとも言われており
沖縄のプレミア不動産の軍用地では
たびたびその魔法が登場します。

例えば
不動産の売買という観点からすると
地目が「墓地」の土地は
心理的なものを含め
通常は二束三文の価格しか付かないものです。

しかしながら
これが軍用地の中の
地目が墓地の土地だったりすると
まるで魔法に掛かったように
宅地と同じ価格となったりします。(笑)

墓地に限らず
畑や山林や雑種地であっても同様です。

また、その軍用地が返還され
まちづくりが行われると
その「墓地」という地目は
魔法のように消え去ってしまうものです。(笑)

ちなみに
沖縄の軍用地は
市場に出る前に
酒の場で売買が決まることも
よくあると言います。

ですので
沖縄のモアイのメンバーの中には
高い確率で不動産屋がいると言われています。(笑)情報収集

そんなお酒の席での話ですが
以前、軍用地を所有している地元さん(いわゆる軍用地主)と飲んでいるときに
「米軍の施設を新たに作るときに
海を埋立する計画はとくに地元の反対が多いもんだよ」
とおっしゃっていました。

それは、
もちろん海の埋立という環境破壊の面もありますが
それ以外に、「海を埋立しても新たに軍用地主が生まれないから」
との理由からでした。

既存の土地を米軍施設にするのであれば
その土地の地主は軍用地主に成り上がるので
埋立よりは地元の賛同は得られやすい
という発想でした。

そう言えば、以前、米軍から
「軍用地となっている山林を一部返還します」
という話が出た際に、
「山林を返還されても、軍用地収入が無くなるので使い道が無いので困る」
と反対した首長さんもいらっしゃいました。(苦笑)

そんな沖縄では、
現在とある返還予定の軍用地の
売買が盛り上がっています

軍用地は、通常
年間借地料に対する売買価格の
【倍率】という概念があり
この倍率が売買の「相場」となります。

そして
同じ施設内であれば
この倍率はほぼ統一されるのですが
返還予定の土地となると
返還後の土地利用計画に対する
軍用地の場所で倍率が変わって来ます

それらを含めた
需要と供給のバランスで
返還予定の軍用地の価格は
売主側の言い値状態となりがちです。(笑)

もちろん
全てが言い値で売買される訳ではありませんが
軍用地主さんの心理としては
これまで軍用地料をもらってきたこともあり
「自分の所有する軍用地は一番いい場所」
という思いがありますので
他の土地と比較しても
より高い価格を付けたいものです。

軍用地には
それぞれの地主さんの
色々な感情や思いが背景にあるものです。