沖縄の不動産が映えるのは地道な日常があるおかげ

最高気温が高値に張り付いている沖縄です。33度

さて、
県外や海外の方々で
沖縄に憧れる人は多いものです。

沖縄の温暖な気候と豊かな自然、
そして南国リゾート感でデコレートされた宿泊施設など
県外での普段の生活ではなかなか味わうことのない
非日常的な空間が人気の背景にあります。

それらを享受するために
県外や海外の方々は大枚をはたいて
沖縄にいらっしゃいます。

また、その開放感から、中には、
愛人とおぼしめし女性を連れて
ひとときのバケーションを満喫する
芸能界やお笑い系の人もいらっしゃいます。（笑）

沖縄にある不動産屋は
そんな非日常的な不動産を扱うこともあります。

オーシャンビューの美しい眺望のお部屋や
白いお城のようなお家や
ジャグジーやプール付きの別荘など
水不足を懸念する 地元の人はまず住まないような
ゴージャスな不動産を売買することもあります。

また、それらの物件は
テレビ映えしますので
全国放送のTV番組で取上げられることもあります。

県外のお客様との商談では
冷房の効いたカフェで
海を見ながら談笑をすることもあります。

こういった経験をしていると
それらが自分の所有する不動産でなくても
何だか自分もそっち側の華やかな世界にいるような
錯覚を起こすこともあります。

しかし
不動産屋の仕事は
そんな華やかなものではありません。

浮ついた気持ちで仕事をしていると
必ず現実的な世界に引き戻されるものです。

例えば、
先程のようなゴージャスな不動産の内覧もあれば
その一方では、浄化槽の汲取り作業の立会で
たっぷり溜まったウ○コと対峙することもあります。（笑）

また、沖縄の豊かな自然の別の一面である
豊かに成長する雑草に対しては
ハブとの遭遇の恐怖と戦いながら
汗だくになって草刈りを行なうこともあります。

こうやって
日々の仕事の内容によって
観光客の方々と同様に
リゾート感満載なときもあれば
不動産の地道な仕事に翻弄されることもあるのです。

そんなことを繰り返していくと
感性の起伏が激しくなり
ソウウツっぽくなるものです。（苦笑）

しかし、
苦痛があるおかげで
小さなことでも喜びや楽しみの感情が倍増します。

日頃冷たくあしらわれているパートナーから
タマに優しくされると
涙が出るくらい嬉しく感じるのと
同じような感情です。メンヘラ（笑）

それらと同様に
非日常的と日常の両方があるおかげで
沖縄の不動産も一段とバエるものです。