(本文と写真は関係ありません)
前線の通過でひと雨来そうな沖縄です。
さて、ここ数年、
沖縄では不動産の価格が上がりました。
土地、一戸建て、中古マンション、収益物件などの
不動産の種別や立地にかかわらず
軒並み上昇しました。
それまでは二束三文だった畑や原野が
数百倍の価格に上昇したり、
10年以上前に購入した一戸建てやマンションが
購入した価格よりも1,000万円単位で高く売れた
という話しはあちこちで聞かれました。
そのお陰で、沖縄でも
不動産成金のオイシイ思いをした人も
少なくありません。
4月1日に年度が変わり
役所から今年度の固定資産税の納税通知書が
送付されて来る時期です。
沖縄に限らず
今年は3年に一度行なわれる
固定資産税の評価替えの年です。
本来であれば
固定資産税は地価の変動に応じ
毎年見直しされるべきものではありますが
それでは役所の事務処理が大変ですので
便宜上、3年に1度見直しすることになっており
今年はその当たり年になります。(笑)
よって、3年前以降の
沖縄の不動産バブルの価格が
固定資産税にも反映されますので
多くの地域で土地の評価額が上がります。
しいては、
固定資産税も上がることになります。
ちなみに、不動産の中でも
建物部分は経年劣化(減価償却)という考え方がありますので
建物部分の固定資産税はバブルには関係なく
下がるか横ばいです。
今年度の納税通知書が届いた人の中には
と怒り心頭の方もいらっしゃるとは思いますが
そう言う理由なのです。
もし固定資産税の評価額に対し
不服がある場合は、
固定資産評価の審査申出を行なうことも出来ますので
どうしても納得がいかない場合は
役所に申出るのも一つの方法です。役所のミスで無い限りは変わらないと思いますが・・・
(審査申出には期限があります)
固定資産税の評価替えの
3年間のタイムラグについては
良い方に考えれば
「バブルにもかかわらず、これまで3年間は
固定資産税の値上がりはなかったので、そのぶんだけ得をした。」
とも言えます。
どうせ納めなければならない税金であれば
イチャモンなど付けずに
サッサと納めてしまうのが
早くスッキリ出来ます。(笑)
固定資産税は市町村税ですが、
不動産の価格が値上がりすると
固定資産税の納税額も増えますので
その市町村も嬉しいものです。(笑)
そして、その税金が財源の一部となり
皆さんの住む市町村が
より住みやすい町になるのです。オカシナな市町村議員の給料にもなるけどね