お得意の「今日は全国的に・・・」
の雨が降って欲しい沖縄です。(笑)
さて、日本では
不動産は贅沢品として扱われていますが
その贅沢品もみなさん出来るだけ大きいものを
欲する傾向があります。
広大な土地に建つお城のような大きな家への憧れも
子どもの頃に聞かされた外国の童話を通じて
しっかりすり込まれているものです。(笑)
しかし、
日本は小さな島国ですので
外国のお城のような家に住むのはなかなか難しいのですが
それでも出来るだけ大きな土地の大きな家に住みたいと思うものです。
家の場合は、とくに
大きい家ほどお金持ちに見えますので
お金持ちへの憧れの実現として
小さい家よりは大きい家の方を選ぶ傾向があります。(笑)
大きい家は
確かに住み心地は良いものです。
仕事がら
大きな家を訪問することもありますが
やはり大きな家の持つ「ゆとり」は
素晴らしいものがあります。
しかしながら、中には
大き過ぎるがゆえに
何だかさみしそうに感じる家もあります。
大きな家を購入したときは
家族も多く、家の中が賑やかであったり
また友人などのお客さんが尋ねてくることも多く
家の中に活気があったことでしょう。
しかしながら
子どもの独立や親の他界などで
そこに住む家族の人数が少なくなっていくと
使われない空間が増えていき
家の中がさみしくなっていくものです。
家が広いと
タダでさえ掃除や手入れが大変ですが
家の主も加齢とともに
家の中のことに手が行き届かなるものです
吹抜けの天井に吊り下げられた
高級なシャンデリアも
電球一つを交換するものひと苦労となり
そのうちホコリやクモの巣が付いたままとなります。
また、大きな家は
維持管理のための金銭的な負担も大きいもので
例えば、固定資産税も他の家と比較して
かなり高めとなっているものです。
これらのことから
ライフスタイルの変化に合わせて
大きい家を売却し、
ひとまわり小さい家に
住み替えを行なう人もいらっしゃいます。
しかしながら
大きい家は価格もそれなりにするものです。
また、築年数が経過している家の場合は
購入を機会にリフォームを予定する人にとっては
面積が広いぶん、リフォーム代も高額になるものです。
そうすると
一般の人にはなかなか手の出せない
高額な売却不動産となってしまうものです。
それでも
沖縄は不動産バブルが続いていますので
それが手助けとなって、今のところは
買い手が見つかりやすい状況が続いています。
不動産だけでなく
車も身長も大きい方がエラそうに見えますので
人はそれに憧れるのも
いた仕方がないことでもあります。(笑)
しかし、
身の丈や自分の器の大きさに合った家が
ちょうど良いという考え方もあるものです。