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不動産の取引に不動産業者が仲介に入る意味。

今年も沖縄に台風が近寄って来ず
それはそれで別の影響(問題)が出ています。

さて
不動産の取引においては
不動産業者が仲介に入るケースが多いものです。

中には
売主・買主が直接取引するケースもありますが
よほど親しい関係で無い限りは
オススメはしません。

第三者同士での契約の場合
不動産や契約についての知識レベルが
両者とも同じというケースは稀なものです。

そうすると、得てして
どちらかに不利な契約となるからです。

これを
不動産業者が両者の仲介に入ることで
両者のバランスの調整役にもなるのです。

例えば
急いで売却をしたい売主さんだった場合
購入希望者が見つかった後は
スグにでも契約をして
サッサと引渡しをしたいと思うものです。

そうすると
売主さんの中では
「契約日はいつ?」
「銀行の融資は大丈夫か?」
「いくら借りるの?」
「いつ融資の承認が下りるの?」
「いつから(いつまでに)引越しの準備をすればいいの?」
「いつ決済出来るの?」
という質問が浮かび
それらを一度に回答を得たいと思うものです。

そして
それを購入希望者にガンガンぶつけることになります。

このとき
購入希望者も売主と同様に
一刻も早く引渡しを希望している人であれば
ウマが合うのかも知れませんが
それほど急いでもなく、自然体なスケジュールの中で
引渡しを希望している人の場合、
売主から一方的にガンガン迫られると
うっとうしく感じるものです。

購入希望者によっては


売主がこんなに引渡しを急いでいるのは
この物件に何か問題でもあるんだろうか?

と不信に思う人もいるものです。

その逆で
買主が急いでいるときも同様で
買主から一方的にガンガン迫られると
売主もウザく感じるものです。

また、
売主・買主によっては
相手方を上から目線で見る人もいらっしゃいます。

例えば
売主:「買主が買いたいと言うから売ってやるんだ」
買主:「売主が困ってそうだから買ってあげるんだ」
など、相手を下に見るクセのある人も
少なくなりません。

そして、こういう意識は
態度や言動に出るものです。

そうすると
それを感じた取引の相手方は不快な気持ちになり
「やっぱり買うの(売るの)止めます」
ということになるものです。

そしてトラブルに発展します。

このように
両者の知識・意識・感覚・力関係の違いから発生するトラブルを
未然に防止することが
不動産業者が仲介に入る意味の一つでもあります。

しかしながら
売主・買主のどちらかの度が過ぎていると
いくら不動産業者が仲介に入っても
トラぶるものはトラぶります。(笑)

また
仲介に入る不動産業者のアレによっては
別の意味でのトラブルが発生することもあります。(苦笑)