晴れの日が続いている沖縄ですが
夏のような痛い日差しはまだまだ感じられません。
さて、
不動産の仕事では
建築中の現場に行くことがありますが
現場はモノづくりの最前線ですので
いろいろと楽しいものです。
不動産に関するモノの本によっては
新築の不動産を購入した際には
マメに現場に通うよう
アドバイスしているものもありますが
それも一理あります。
建築の現場は
日々形が変っていくのが目に見えて分かりますし
建物がどういう手順で建てられていくのかや
その一つ一つの作業にどれだけに人が関わっているかも分かり
勉強にもなります。
また、
施工中の現場を見に行くことによって
打合せした仕様と現場とが異なる仕様になっていることの
早期発見につながる場合もあります。
施工中の発見であれば
打合せ通りの仕様に戻すことも可能な場合でも
これが完成後の指摘だともう変更することも出来ず
施主側が泣き寝入りせざるを得ない場合も往々にあるものです。
こうして、
現場にマメに通うことによって
現場に程良い緊張感も生まれ
手抜き工事等も発生しづらいとも言います。
建築会社も色々な会社がありますので
現場に空き缶やタバコの吸い殻が散乱していたり
中には、その状態のまま土間や壁にコンクリートを流し込んでしまう現場も
いまだにあるものです。(苦笑)
ですので
施主が頻繁に来る現場は
それらの予防にもなると言います。。
また、
建築中の現場を見ると
施工中の柱や壁に
書き込みがしてあるのに気が付くこともあります。
それらには
寸法が書いてあったり
現場で取り合いを調整するための
印がついているものもあります。
また、中には
電話番号やコメントなど
現場の業者さんが柱や壁をメモ代わりに使ってたのを
見かけることもあります。(笑)
まぁ、
壁を取付けてしまえば
外からは見えなくなりますが
あまり愉快なものではないですね。
このようにして
建築中の現場に行くことは
色入な発見や勉強になりますので
施主さんは是非とも現場確認に行くことを
お勧めします。
しかしながら
現場は作業中ですので
安全面の注意も必要ですし
作業中の業者さんの邪魔にもならないよう配慮も必要です。
また、
あまり頻繁に現場に通い過ぎると
「あの施主さんは神経質な人」と
敬遠されることもありますので
適度なバランスも必要です。