沖縄の不動産売買専門情報サイト|中古マンション|中古住宅|売土地|外人住宅|軍用地|収益物件|居抜き物件

沖縄不動産の売買情報

沖縄不動産の売買無料査定依頼

株式会社沖縄ネット不動産
9:00~18:00(定休日:日曜日・祝祭日)

沖縄の風速30メートルの壁に耐えきれることができるのか

ご多分に漏れず
沖縄も涼しい朝でした。

さて、そんな沖縄に
今年初めての台風がやって来そうです。

今回の台風2号さんは
当初は「沖縄へ一目散コース」でしたが
その後、進路を変更し、まずは
フィリピン方面にお立ち寄りのようです。

しかし、
そこで温暖な海水のパワーをしっかり蓄え
そのあとV字ターンをして
やはり沖縄周辺に向かってくる予想となっています。台風も沖縄リピーター

今の予想では
沖縄への直撃はないようですが、
近海を通過する際に
宮古島や石垣島などの先島諸島と呼ばれるエリアでは
数日間にわたって台風の影響を受け続ける可能性があります。

沖縄の台風には諸説がありますが
不動産に関係するものの中に
「風速30メートル説」というのがあります。

これは、
「台風の風速が秒速35メートルを超えると
被害が急激に増える」という説です。

近年の民泊ブームで
沖縄にも様々な宿泊施設が出来ています。

沖縄の建物は
RC(鉄筋コンクリート)造が多いのですが
近年の民泊ブームでは
建築コストの低減や
観光客好みの非日常性の観点から
簡易型の宿泊施設も増えています。

例えば
トレーラーハウスやグランピング施設などです。

これらは、基本的に
土地に定着しない設置物であり
「建築物ではないため
建築基準法という法律で定められた
設置に関する厳格な基準が適用されていません。

構造は異なりますが
最近何かと話題な太陽光発電施設も
建築基準法の適用外です。。

ですので
通常の建築物であれば
それほどの被害は出なくても
これらの簡易型の施設の場合は
「一定規模」以上の台風では
被害が発生する可能性が想定されます。

その「一定規模」のラインが
「風速30メートル」という説なのです。

例えば、台風ではありませんが
昨年、沖縄で発生した突風により、
簡易型の宿泊施設が破壊された事例がありましたが
その時の風速は35メートル級だったと言われています。

このように簡易型の施設は
土地に定着していないぶん
一定規模以上の風に対しては
耐風力の面で心配される部分があります。

かと言って
土地に定着しようとすると
これは「建築物」の扱いになってしまいます。


今回沖縄に接近する台風はどうなんですか?

今回の台風2号さんは
風速25メートル級のよそうです。


じゃあ、大丈夫ですね

今回は心配するほどでは無いとは思いますが
そのクラスの台風でも
瞬間最大風速は30メートルを超える場合もあります。

念のため用心しましょう。