県外では早くも
最高気温の沖縄越えが出没し始めましたね。
さて
年度末のこの時期は
進学・就職・転勤等で
たくさんの別れと出会いの場面が
日本中で生まれています。
私の周りでも
子供が進学や就職で
親元を離れて暮らすことになる人も
たくさんいます。
また、その中には
子供の引越しの手伝い等を理由に
何日間も仕事休んでエンジョイしていらっしゃる人も
いらっしゃいます。(笑)
私事で恐縮ですが、思い起こすと
高校を卒業し、大学への進学で初めて親元と生まれ故郷を離れたとき、
大学を卒業し、愛着のある街やお世話になった方々と離れ上京したとき、
長年勤めた会社を辞め、一緒に戦ってきた方々と離れ沖縄に移住したとき、
それぞれに多くの人たちと別れの場面を何度か経験しました。
社交辞令だったかも知れませんが
そのたびに、見送って頂いた方々は
別れを惜しんで下さいました。
一方、
見送られる方も
やはり別れは寂しく
移動する飛行機や新幹線の中で
感傷的になったのを覚えています。
しかし、
旅立っていく方は
別れの寂しさや今後の不安よりも
これからへの期待や楽しみの方が大きかったものです。
ですので
飛行機や新幹線の中で一眠りすると、
見送って頂いた方々への感謝の気持ちをパワーに変えて
より一段とヤル気のギアが上がりました。
個人的には
見送られる方はそんなものだと思っています。
引き続き私事で恐縮ですが
この春、長女が就職で親元を離れることになり
初めて見送る方の立場となりました。
正確に言うと
数年前に長男が親元を離れましたが
男の子ですので、その時は逆に
親元を離れることに強く背中を押してあげました。
今回は長女ですので
さすがに心配と寂しさしかありません。
長女が生まれたときからの色々な思い出が
記憶の中によみがえり
気を抜くと感傷的になってしまいます。
このことを思うと
旅立ちの見送りは、同じ別れの寂しさでも
見送られる方よりも見送る方がつらいというのを
初めて思い知らされ、感傷と戦っている今日この頃です。